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この人が居ないと ページ4

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電話から20分程して隼くんが来た








隼「…久しぶり。とりあえず中入っていい?」


A「うん」







いつも通りリビングのソファーで隣同士で座った

でもいつもと違うのは私と隼くんの間の距離






前はもっとくっ付いて座ってたのに








隼「あのさ…」


A「ちょっと待って!」


隼「え?」








駄目だ、隼くんに言われると私泣いちゃいそう

自分から言おう。







A「私が先に話していい?」


隼「うん、いいよ」








精一杯、涙をこらえて







A「今までありがと。全然素直になれない私にいっつも優しく笑ってくれて。うまく伝わらなかったかもだけどほんとに大好きだったよ。別れよっか」








…言っちゃった。

これから先隼くん以上に好きになる人とか現れるのかな…







隼「やだ」


A「え?」







なにが嫌なのかさっぱり分からなかった






隼「なんで最後みたいな言い方すんの?」


A「え、いや、だって…」


隼「もう俺のこと好きじゃないの?」







好きだよ、好きに決まってるじゃん。









隼「別れるなんて言わないでよ」


A「え、でも隼くんが距離置こうって…」


隼「だってあんなすんなりうんって言われると思わなかったんだもん」









唇尖らせて下向きがら小さい声でそう言った








そしたら急にギュッて前から抱きしめられて

ビックリしてされるがままの私








隼「…寂しかった」








意味わかんないよ、全然





隼「ごめん。Aが一人で将来のこと悩んでたなんてなにも知らなくてつまんない嫉妬で頭ん中いっぱいだった。でもダサいから嫉妬してるなんて言えなくてさ。」


A「…私の方こそごめんなさい。タクちゃんと二人で会ったこと黙ってて」







タクちゃんに告白されたこと

それをちゃんと断って会わないようにしたこと全部話した






隼「…もし、まだ俺のこと好きで居てくれるなら、もう一回やり直そ?」


A「…はい。」









私がそう言ったら優しく優しく

キスしてくれた









私やっぱりこの人が居ないと駄目なんだ









.

あったかくて大きい手→←中途半端



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小森ワップ@綺羅 - ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(( 感動しました! この作品で隼くんがもっと好きになってしまった〜(笑) 新作待ってます (2020年4月29日 17時) (レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)
しーたん - すごくすごく素敵なお話しでした!(^ー^) (2018年3月29日 23時) (レス) id: 118b10579d (このIDを非表示/違反報告)
☆みるく☆(プロフ) - 完結おめでとうございます☆ 新作待ってます!! (2017年9月29日 6時) (レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
  - オリフラ外しましょうや (2017年9月13日 4時) (レス) id: eb55392d78 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:culumi | 作成日時:2017年9月12日 22時

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