いつか ページ6
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隼「ただいまー！」
A「おかえり、早かったね。」
隼「あったりまえですやん」
A「私の家にあったのに。笑」
隼「え、先言ってよ！笑」
A「言おうとしたら聞かずに行っちゃったんだもん。笑」
隼「…。まっ、とりあえずやろっか！」
A「そーだね」
二人でベランダに出たらもうすっかり秋の夜って感じだった
星も綺麗に出てて秋の独特の匂い
ふたりで花火出して線香花火は最後にするから避けて
色が変わるやつとかほんとに二十歳超えてる大人なの？ってくらいはしゃぎながら楽しんだ
隼「見て！A！これめっちゃ色変わるんやけど」
A「わっ！ほんとだ！」
線香花火以外の花火は全部使って
残るは線香花火だけ
隼「後は線香花火だけやな」
A「だね」
なにごとも終わりって寂しく感じる
例えば映画も大好きなドラマの最終回も
ハマってたゲームも
こんなこと考えたくないけど
隼くんは将来のことどう考えてるんだろ
終わりが来たらどうしよう。
今はただそれだけが怖い
隼「A？」
A「よし、やろっか」
隼「今、なに考えてたの？寂しそうな顔してたけど」
A「別にな…」
別になにも無いよって言おうとしたけど
隼くんが寂しそうな顔してる
これからはちゃんと思ってる事言おうって決めたんだった
A「なんか、今が幸せ過ぎていつか終わりが来るのかなぁ。って考えちゃって」
隼「やだよ。絶対終わるのなんて。てかおわんないしね」
A「ほんとに？」
隼「仕事もあるからすぐにっていう訳には行かないけど絶対俺Aと結婚するから」
私の目をまっすぐ見てそう言ってくれた
隼「俺、泣かれたらどーして良いかわかんなくなるよ〜。笑」
A「ごめ、ん、嬉しくて」
隼「俺、今さらっとプロポーズしちゃったじゃん。笑」
A「私、隼くん信じて待ってるね。20年後でも30年後でも」
隼「ありがと、ごめんね。不安にさせて」
ちゃんと信じよう。
いつか海が綺麗な所で結婚式して
子供は居ても居なくてもずっとずっとお互い好きでいれたらいいな
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小森ワップ＠綺羅 - ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉ(( 感動しました！ この作品で隼くんがもっと好きになってしまった〜(笑) 新作待ってます (2020年4月29日 17時) (
レス) id: bd82defe4a (このIDを非表示/違反報告)
しーたん - すごくすごく素敵なお話しでした！(^ー^) (2018年3月29日 23時) (レス) id: 118b10579d (このIDを非表示/違反報告)
☆みるく☆(プロフ) - 完結おめでとうございます☆ 新作待ってます！！ (2017年9月29日 6時) (レス) id: 8fda3adf96 (このIDを非表示/違反報告)
- オリフラ外しましょうや (2017年9月13日 4時) (レス) id: eb55392d78 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：culumi | 作成日時：2017年9月12日 22時
