なんというかね ページ27
部活が終わり、ぱやちゃんと学校の最寄りまで一緒に歩いた。
私はいつも自転車、ぱやちゃんは少し離れたところに住んでいるので勿論電車で通っている。
だが今朝は雪が降っていたので私は学校までバスで行った。
(バスが来る時間まであと15分くらいあるな)
そう思い私は近くのスーパーやお洒落な雑貨屋さんで売っているものを見て回った。
スーパーでマフィンが安く売っていたのを見て、それまではなんとも思っていなかったのに急にお腹が空いてしまった。
私は今日お母さんからお小遣いがもらえることを思い出し、その後は何も考えずに買って食べた。
そろそろバスの時間かと思いバス停の方まで食べながら歩いたら、ちょうどバスが来ていた。
しかしよく見たらバスの運転手がいない。
そのバス停の前には色々なお店が入っているビルがあり、運転手はそこでトイレに行ったり、コンビニで何かを買ったりしているのだ。
私はパ◯モのチャージがしたかった。
それに今はマフィンを食べている。
恥ずかしい話だが、私は口をちゃんと開けてないみたいでパン系の食べ物をいつもボロボロとこぼしてしまうのだ。
バスの中をよく見たら人がまだ発車まで10分あるというのにも関わらずたくさん座っていて、立ってる人さえ何人かいたのだ。
(次のバスまで待つか…)
私はビルの中へ入っていった。
ビルの一階は天井が高く、座れるスペースもある。
そこに座り、マフィンを食べながら2日前に読み始めた恋愛小説を読んで時間を潰した。
何分か経って何を思ったか小説のキリのいいとこで一旦顔を上げた。
ビルの入り口の壁は全てガラス張りになっていてそこの近くに座っていたので外がよく見えた。
外が徐々に暗くなり、街灯がちらほらつき始めていたころだった
イルミネーションは無いし、街灯は別にお洒落なものではない。
しかし何故かとても綺麗に見えた。
ガラスに映ったビルの中にいる人たちと、外にいる人たちが重なり合って2次元的見えたからだろうか。
さっきまで少し変わった世界観な小説を読んでいたからだろうか。
とても不思議な気分になった。
これはなんと言うのだろうか。
同じ空間に引き込まれた人々を見ている感覚。
元々地球という同じ空間の中に存在しているが、
もし、私が小説を読み続け、そのままバスに乗り込んでいたら、こんなにも不思議な感覚に包まれなかったかもしれない。
ちょっぴり嬉しくなった。
そんなことを考えながらついさっき来たバスに乗った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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梅ラー油(プロフ) - ★黒狐★さん» いやまじでほんとに妹には申し訳ないですよねwww (2018年2月22日 23時) (
レス) id: b2a5a4388b (このIDを非表示/違反報告)
★黒狐★ - 妹さんドンマイですwww (2018年2月16日 22時) (レス) id: 92ccd369f0 (このIDを非表示/違反報告)
梅ラー油 - ぺんぎん(｡･?･｡)さん» コメありがとうございます！え、めっちゃ被ってますねwwベースめちゃくちゃかっこいいですよね！更新頑張ります(^o^) (2018年1月23日 9時) (レス) id: 648c4718cb (このIDを非表示/違反報告)
ぺんぎん(｡･?･｡)(プロフ) - 高2で軽音部でベース……めっちゃ私と被ってて、ほんと色々共感しました(*^^*)見てて面白いです！更新待ってます (2018年1月14日 10時) (レス) id: 15941f9a1b (このIDを非表示/違反報告)
梅ラー油 - アクターさん» 始めちゃいました〜〜って言っても最近はパソコン開くのめんどくさくてやってないんですけどね〜… (2017年5月18日 23時) (レス) id: ac1a0a5b5e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅ラー油 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/umera-y04/
作成日時：2016年2月25日 18時
