(男主)最近来た、一期が気になる弟。【 刀剣乱舞】

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ー貴方sideー






兄様たちがお菓子を食べ終わって外に出ていったが、一期一振様はそのまま部屋に残っていた。









一期一振「いつまでいるんだい？A」









バレていることは知っていた。









怖かった。でも嬉しかった。









貴方「あのっ、今日秋田様がっ、さ、誘って下さったのを逃げてしまってごめんなさいって、言いたくて、あ、あと、お詫びにっ、大福を長谷部から、もらったので、秋田様と一期一振様にと、」









自分は大事な時に駄目だと思う。









一期一振「おや、そうだったのか。ではこれは秋田に渡しておくよ。して、なぜ私にも？それはAが食べて良いのですよ。」









貴方「一期一振様がっ、その、大福が一番好きって言ってたからっ、」









一期一振「！私は幸せ者だ。愛しい弟からお菓子を貰えるなんて」









一期一振様はそう言って微笑んだ。









強くて、カッコよくて、優しい兄様。









でも憧れたのはそこだけじゃなくて。









その微笑んだ姿が素敵だから、いつか僕もって。









そんなこと言えないのだけれど。









一期一振「A今度こそ一緒に遊ぶかい？」









今日は勇気を出しすぎて少し疲れた。









貴方「本当にごめんなさい。ちょっと疲れてしまいました。本当にごめんなさい。ごめんなさい」









一期一振「そうか。ではまた今度。必ず」









フワッ









貴方「！」









一期一振様はそのまま部屋から出て行った。









頭、なでなでしてもらえた。









一期一振「(ふわふわしてたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！よし、これで長谷部殿に1歩近づきましたな。)」

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