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2話 ページ2

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最終下校時刻が近付いてきたチャイムがなると共に目が覚める。
引きこもってたらそのまま寝ちゃったらしい。

A、と後ろかる呼ばれた気がした。

が、やはり声の主は見当たらない。



よくよく考えると空想の中のお父さんの声か、と1人で納得しも、う帰ることにした。
途中で寧々ちゃんを見かけたため一緒に帰ろうと声をかけると、一緒に帰った。







と、ここで夢だったことに気づく。
辺りはオレンジに染ってて日差しが気持ち良い。
そしてドアにはおそらく先輩であろう人がたっていた。





「Aちゃんおはよ。呼び出してたのに来ないから教室来てみたら可愛い顔しちゃって寝てるんだもん。許しちゃうよ。」




と、拗ねたような顔で笑ってみせる。


この先輩私を呼び出した人だ……
怒られる、ごめんなさい、ついつい寝てしまったんです授業中も今さっきも。
というかさっき先輩私のこと可愛いって…?!





『あの...』



声をかけると先輩は歩み寄ってきた。殴られる!と思いきゅっと目を瞑る。すると上からふふっという声が漏れてきた。
そして、頭をポンポンと優しく撫でて怖がらないで、大丈夫だよ。と爽やかに言ってくるためなんだよかった、怒られないのかと安心する。

なら呼び出した理由ってなんだろう?
それを聞こうとすると先輩から先に口を開いた。




「Aちゃんを人目見てから、好きになったんだ。付き合ってください。君は俺の事全然知らないと思うけど、少しずつでいいから俺に好意を持って欲しいんだ。」




先輩は、腰をおって手を差し伸べてきた。


ふわっと風が吹き、カーテンが揺れた。二人の間には静かな空気が流れている。



私は初めて、告白されたのだ。どう応えればいいか分からないし、なんと言うか、こう、断りにくい。一緒にいれば少しずつなら好きになっていくかな。


しばらくして、決意を決めて手を握る。こちらこそよろしくお願いします、と。









………………………
作者より。

すいません!春期講習&受験生のため春休みは更新なかなか出来ません!何卒よろしくお願いします!

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作者名:cueee | 作成日時:2020年3月25日 17時

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