私、EXILEです。ぜろのに (ページ16)

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期待の彼【今市隆二】ページ16

あっという間に二次審査

二次審査に進んできた人達ともなるとやっぱりレベルが高いなぁ

『A、今の子の声好きだわ』

HIRO｢Aがそんな事言うの珍しいな｣

『テクはないけど、声は特徴的だから磨けば光る。スカウトしちゃお～』

MATSU｢ったく…笑。本当に自由だな笑｣

『それがAちゃんです笑』

かわるがわる入ってくる二次審査の方々
スタッフに混じって見てる私と真剣に審査しているEXILEメンバー

「ありがとうございました」

何人目か分からない審査が終わり気分転換に会場内をフラフラ

見た目だけでも多種多様
ガテン系に甘い顔、少し怖いくらい強張った顔してる人
そりゃすっごい顔だよ?笑

みんなの表情を見て歩きながら目的の人を探す

『どこに居るかn｢あ、すいません｣
いえ、大丈夫ですよ笑

こちらこそ、ごめんなさい』

俯いてた人にぶつかっちゃった…
顔を上げて謝ってくれた彼の顔を見ればお目当ての彼で

『あ、えっと今市隆二さんですよね?』

隆二｢え、なんで俺の名前…｣

『あ、ご挨拶が遅れて申し訳ございません。初めまして、私エイベックス･エンタテイメントの五十嵐 Aと申します』

隆二｢あ、ありがとうございます｣

名刺を渡しながら挨拶
一応LDHの事は伏せておこう

『今市さんの歌声凄い良かったです。なんと言うか…、伸びしろがあってとても魅力的な声だったので思わずお声掛けさせていただきました笑』

隆二｢ありがとうございます。え、こんなに褒めてもらえると思わなかった…笑｣

『そうなんですか?とてもいい歌声でしたよ。自信持ってください笑』

「Aさん!」

今市さんと談笑してるとLDHのスタッフさんに呼ばれてしまった
あら、残念
もっとお話したかったのに…

『すいません。呼ばれたので行きますね

何か困ったこととかあったら連絡ください
応援してます』

それだけ伝えその場を去った