兄がシスコン通り越してきもい

帰国 ページ5

2014年 7月 北半球は夏を向かえ日本は梅雨の時期









タクシーの窓から見える景色はずっと変らなくて退屈です









久しぶりに見た日本の風景









眠いな、なんて思いながらタクシーに揺られています









ボーっとしていると運転手さんから“着きましたよ”と









お金を払い、トランクの荷物を受け取りタクシーを見送ってから歩き出す









受付に話を通しエレベータに乗って目的の場所に向かう









機械音と共に開いたドアをすり抜けて一番奥の扉をノックする









“どうぞ”









返事を聞き荷物を持ち直し“失礼します”と部屋に入る









わざわざ立ち上がり私の目の前に来て笑顔で頭を撫で、私の荷物を持って端におき座るように合図してくれる









軽く会釈をしてからソファーに座り込むと一気に疲れが押し寄せてくる









｢疲れただろうからゆっくりしてってよ笑｣









そう優しく声をかけてくれるのは私の先輩であり事務所の社長のHIROさん









“お言葉に甘えて”なんて言いながら、体勢を崩す








HIRO｢どうだった?4年間の留学は｣

『そうですね〜。学べることは出来るだけ多く学んできたつもりです』

HIRO｢そっか笑。何学んできたの??｣

『んー、生徒が多国籍だったので言語色々覚えたり。学校外は、もちろんダンスや歌のスキルを高めて…。あ、舞台演出とかも習ってきましたよ』

HIRO｢Aは興味もったら真剣に取り組むところが長所だよね｣

『ただ好奇心旺盛なだけなんですよ笑。逆に何か変ったことありましたか?』

HIRO｢EXILEに新メンバーが5人入った｣

『わお、新メンバーですか。どんな方たちなんですか??』

HIRO｢今リハ中だと思うけど見に行く?というか、見てくれない笑?｣

『是非』







と言う事で、リハ見学させてもらうことにしました

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