世界的アーティストは元GENERATIONS

GENE会 ページ29

『遅れてすいません…』

メンディー｢遅れてごめーん｣

｢仕事でしょ?仕方ないよ笑｣

｢それよりA、おかえり笑｣

『えっと…、ただいま?です苦笑』









何故かGENE飯会に呼び出されてしまった私。
私が居た頃から変わらない7人＋女の子が1人。

そこに呼ばれた私は何故?









玲於｢A、飲み物は?｣

『あ、レモンサワーで…』

裕太｢メニュー見いや?｣

『ありがとうございます…』









何のために呼ばれたのか未だ分からない…
何を言われるか怖くてたまらない。









涼太｢上着脱げば?笑｣

『そう、ですね苦笑』









上着を脱げば涼太がハンガーに掛けてくれる。
そして多数の視線。









『えっと…、何?』

龍友｢なんやそのタトゥー｣

『え?』

亜嵐｢そんなのなかったじゃん｣

『えっと…』









左手首のタトゥーが気になるらしい。
他にも入ってるけど死角で見えていないらしい。









『∞(インフィニティー)だよ。良く見れば分かると思うけどGENEの結成日とデビュー日。大事な日だから。このチェーンの部分は忘れたくない日の日付』

隼｢やっぱタトゥーって痛いの?｣

『注射がずっと抜き差しされる感じ…かな?』

彩｢女の子でタトゥーとか良くないよ?身体大事にしなよ｣

『…』









えっと、名前分からない。
それにあなたに言われたくない。









亜嵐｢あ、Aは初対面だよね?この子は山本彩ちゃん｣

『…初めまして、Aです』

彩｢GENERATIONS抜けたんだからタトゥー消したら?世間体もあるし｣

『抜けても私にとっては大事な日なんです。だから絶対に消しません。世間体なんかに縛られたくないですし』

龍友｢ちゃんと意味があるならいいんちゃう?そういうことはAの方が分かってるし山ちゃんが口出しする事ちゃうやろ｣

『ありがとう、ございます』









一瞬嫌な空気になったけどなんとか龍友や隼が盛り上げてくれたから助かった。
第一印象としては嫌な感じだけど。

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