私、EXILEです。ぜろ (ページ33)

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ばぁばページ33

祖母｢“あらA?どう?父子2人暮らしは”｣

『久しぶり、ばぁば。けっこう順調だよ笑』

祖母｢“なら、良かったわ笑。今日はどうしたの?”｣

『あの…ね。私、海外に行きたい』

祖母｢“はぁ…。なにがあったの?”｣

ばぁばは怒るでも止める訳でもなく、まずは話を聞いてくれた

『私、このままじゃダメなんだ…。EXILEを支えるためにも、ママを超えるためにも…』

祖母｢“だからって…。広行は知ってるの?”｣

『言ってない…。言えないよ…。今EXILEは凄い重要なときなの。これ以上、誰にも迷惑掛けたくないの』

祖母｢“なにがあったのよ、まったく…笑”｣

呆れたように笑いながらも、声色は凄い優しかった

『今日倒れちゃってね、今病院にいるの。ストレスにやられちゃったみたいで…苦笑』

祖母｢“そういうところは似なくていいのに笑。本当、昔の友希そっくりね笑”｣

『ふふっ笑。…海外行ってもいいかな』

小声で言うと、ばぁばはまたため息をついた

祖母｢“止めても無駄でしょ苦笑。広行のことは私に任せてAのしたいようにやりなさい!”｣

そう言って力強く背中を押してくれた気がする

そんなばぁばの気持ちが嬉しくてまた涙が溢れた

祖母｢“ったく、もう笑。いつから行くの?”｣

『今すぐにでも…って言いたいんだけど、今日はお泊りだから…』

祖母｢“善は急げ…ね。じゃあ、明日朝一で病院行くから待ってなさい”｣

“今日はもう寝て明日に備えなさいよ!”
そう言って電話を切ったばぁば

最強のばぁばが味方についてくれてよかった