メガネ 緑×黄 ページ10
【黄side】
仕事終わって家で雑誌読みながらのくつろぎタイム。
彼氏の神ちゃんは最近ドラマの撮影で忙しそうで、今もソファに座って真剣に台本読んどる。
...メガネ掛けて真剣に台本をめくる神ちゃんは、それはそれはカッコええ。
普段はコンタクトやからこのメガネ姿見れるのも俺だけやな〜とか、ちょっと優越感。
...そのクイッとメガネ上げる仕草とか、考え事しとる時に無意識に口元へ運ばれる男らしい手とか、ついつい目がいってまうねん。
１つひとつの挙動がぜーんぶカッコええとか、むしろ罪やな。笑
......ほんま、ただ台本読んでるだけでもセクシーや。あぁ、キスしたいなぁ。
「......淳太？そないジロジロ見られてると集中出来ひんのやけど。笑」
...き、気付かれた。
「っ、そんな見てへんしっ。」
「いやいや、見つめられ過ぎて穴開くか思うたで〜。
何、俺に見惚れてたん？」
「ぅう、...そうや、メガネ姿で真剣に台本読んでる神ちゃんカッコええなぁ思うただけやっ、」
「ふふ、淳太はほんまに俺のメガネ掛けてるとこ大好きやなぁ？」
「、い、いや、そんなこと...」
「いっつも家おる時めっちゃ視線感じるねん。笑」
「...ぅう、、」
「...それとも何？俺とイチャイチャしたいな〜とか、ちゅーしたいな〜とか考えてたん？でも俺今台本読んでて忙しそうやから無理かな〜とか。」
「っいや！そんなこと考えへんよっ！！、」
「ふふ、嘘ヘッタクソやなぁ〜。笑
ほら、」
すると神ちゃんは徐に台本を閉じ、俺の方に向いて両手を大っきく広げた。
「え、でも神ちゃん台本...」
「これちょっとだけ先の話やから、まだ焦らんでも大丈夫やねん。
ほら、淳太、おいで？」
「、、、」
かなり恥ずかしいけど、大人しく神ちゃんの元へ行く。
...そして思い切り抱きついてみる。
すると神ちゃんは少しびっくりした顔をして俺を見た後、優しく微笑んで、
「っぁ、、ん、、」
俺に優しく口付けを落とす。
「...俺も家でだけしか見れへん淳太のメガネ姿大好きやねんけど、やっぱりちゅーする時邪魔になるし無い方がええかもなぁ。笑」
「...じゃあおれも、無い方がええ、」
「あら、今日は素直やなぁ。もっかいちゅーする？」
「...する、」
メガネをそっと外されて今度は深くキスされる。
ああ、きっと今夜は甘い夜になるなぁ。
end
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作者名：cucucjjcudd853 | 作成日時：2020年4月18日 6時
