非・現実的 紫×赤 ページ6
※女体化あります。ご注意下さい。
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【紫side】
「ぅええええええっ！？」
「っ、なんや...？」
朝、恋人のけたたましい叫び声によって目を覚ます。
「濱ちゃん濱ちゃん！やばいやばい！」
「なんや朝から、今日オフやねんからもうちょいゆっくりできるで...って、ぇえええええええっ！？」
「なあ凄ない！？こんなん漫画の中だけや思うてたで！」
洗面所の方からダッシュで戻ってきたしげの胸元には、絶対にありえへんはずのモンが2つ...
「しげ、女の子になってもうたん！？
確かに声もいつもより高いし、背も縮んだみたいやなぁ！？」
「ほんまやで。髪の毛も長くて鬱陶しいわぁ〜。」
そう言うて俺の前に座ったしげは、女の子になったこともそんなに気にしてへん様子で、『今日の朝ごはん何にする〜？』なんて俺に聞いてくる。
「いや、ちょっとしげ！今日オフやから良かったものの、それどうやったら元に戻るん？というか戻らへんかったらどうするんや？！」
「濱ちゃんちょっと慌て過ぎやて。笑
戻る方法とか何も分からへんけど、腹が減っては戦は出来ひんからな、まずはご飯を食べてからや！」
「...確かにそうやなぁ。よし、朝飯食べるで〜！」
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さて、2人でゆっくり朝ごはん食べてから考える。
「しげ、女の子になった原因とか心当たりあらへんの？」
「うーーん、考えてんねんけど何も分からへん。」
「何か変なモン食うたとか飲んだとか...」
「......あ、そういえば昨日珍しいジュース飲んで寝たんやった。」
「珍しいジュース？」
「おん。いつもイタズラグッズ買うてるお店にあって、気になったから1個買うてみてん。
...あ、これこれ〜！」
そう言ってしげが冷蔵庫から出してきたのは何やら美味しそうなペットボトルのジュース。
でも、今まで見たこと無いようなパッケージや。
「どれどれ...『これを飲めばアナタも女の子になれるかも！？びっくりドリンク！』って、何やこれ！？
絶対にこれが原因やんか！」
「ほんまや！あんまりパッケージ確認せんで買うてきたから全然気付かへんかったで。
この謳い文句、もっと強調して書かな分からへんやろ〜！」
「いや、そもそも珍しいジュースやなぁ思うた時点でパッケージまでちゃんと確認しいやぁ。笑」
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作者名：cucucjjcudd853 | 作成日時：2020年4月18日 6時
