13 募るイライラ ページ13
Aside
えっと、背の高い獣の耳の子ぐらいしか近くにいなかったし……
?「___や_俺たち___さ、覚え____の?」ボソッ
向き合ってお互いに気まずく話せないでいると、ふんわりしている男の子が何か呟いた__ように見えた
『え、何___』
それ以上、私が話すことは無かった
突然エースにこう言われたから
エース「よっし、残り1人はAが連れてこいよ?」
え、まだ聞いて……
そう言うまも無く背を押されて私は5人から逆の方向へと歩き出した
もう大まかにグループは出来ているみたいだった
『(!あの前の席の子…)ねぇ、』トントン
肩を軽く叩くと、その子はこちらを振り向いた
?「?」
『あのさ、もし組んで無かったら私たちのところ入らな______「あ、やめといた方が良いぜ〜」__ん?』
C「そいつ、めちゃくちゃ上から目線ですんげー態度悪いし。おまけに上手く喋れないんだぜ?」
D「そうそう、それに炎漂ってるとか、薄気味悪りーし」
もう既にチームに入っている男の子達が言い出したのに連れて周りが同調する
E「まじ、何でSクラスにいるのか理解できねー」
「「それなぁww」」
_____プチッ
『あ、そうなんだ!』
「お、分かってくれたか!」
『教えてくれて、あ』
「いいっていいって」
-
『りがとねっ!!!』ガンッ!
かるーく足の端で脛を蹴り上げる
「いっ!!!!っーーてぇぇぇぇぇぇ!!!」
『うんうん、ありがとう。貴方のこと、よーく分かった』
「は?」
『この1ヶ月、クラスメイトのことまぁ〜ったく考えて来なかったってことがね?』
D「おい!お前何してんだよ!」
『何してんだよは、……こっちの台詞だよ!!』
『彼が、上から目線で態度悪い?はっ、そんなんアンタにわかるわけないじゃ無い。だってろくに会話して無いでしょ?』
E「テメ、調子乗んなよ」
『ちょっと黙ってて。』
『喋るのが下手くそ?私からしたらあんたらの方がよっぽど幼稚で聞きづらいけど。』
『それに、人の見た目に口出す暇なんて無いと思うけどなぁ……www』
C「じゃ、じゃあお前はそいつの良いところ言えんのかよっ、!!言えねぇよな、だってそいつ欠点しかねーし」
おいおい、君たち
私をどれだけ怒らせれば気が済むの?
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作者名:すずな | 作成日時:2022年4月29日 19時