RIKUとの日常 (ページ5)

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カップルページ5

街中を歩いてると昼夜問わず嫌でも視界に入ってくる
幸せそうな夫婦やカップル達

みんなして手繋いでんの

「私だってりっくんと外で手繋いで歩きたい」

「でもそんなことりっくんと付き合うって決めた時から諦めたの」

「たーだそんな綺麗事言ってもたまには欲望に忠実になる時だってある！」

家のソファーに座りながらりっくんが好きなディズニーキャラクターのぬいぐるみにむかって愚痴る。

「そーだよねー。返事なんか返ってこないよねー。ぬいぐるみだもんねー。」

「いいの。一緒に居られるだけで、1番近くで夢を掴んでいく姿を見れて、応援できるだけで幸せなんだもん。これ以上望んだらバチが当たる。」

「…そんなこと思ってたの？」

「ごめん。盗み聞きするつもりはなかったんだけど、聞こえっちゃった。」

「いつも我慢させててごめんね。」

……聞かれてた…

…りっくん帰ってきたの気づかないでぬいぐるみに話しかけ続けてた

…おわち

「私も言ってなかったことだし、我慢じゃなくて努力してるだけだから謝らないで」

「努力？」

「りっくんが夢を掴むために私ができる限りのことをする努力」
「だって私のわがまま叶えるために外で手繋いでそれがスキャンダルになったらりっくんだけじゃなくてグループに迷惑がかかる。それは1番りっくんがわかってるでしょ？グループのこと大好きだもんね(笑)」
「私もりっくんと同じぐらいRMPGが好き。だからもっといろんな夢掴んで欲しいしその邪魔をしたくない。りっくんは優しいから、手繋ぎたいってわがまま言ったら叶えてくれるかもしれない。スキャンダルだって公表すればいい。って言うかもしれないけど、今の段階でプラスに働かないと思うから、そんなことして欲しくない」
「だから、今は外で手繋いで歩くのはいいの！」
「将来結婚して公表できたら人目気にせず手繋いで歩いてくれる？」

りっくんに誤解して欲しくなくて、負い目を感じて欲しくなくて必死で説得する

「勿論！どんなに離して！って言っても離してあげないから！」
「やっぱ僕のお姫様はしっかりしてるなぁ」
「そんなとこも大好きだよ」

ちゃんと通じたみたいでよかったと胸を撫で下ろす

私はそうゆう仕事って理解したうえでりっくんが好きでそばにいるって決めたんだよ。
そんな気持ちを込めて
「私も大好きだよ」