No.69 ページ24
学校が始まり皆は居ないし普段はいる陽太郎も支部長について何処かに出かけたので玉狛にはAしかいない。一人しかいないのに手の込んだものを作るのも面倒なので白ご飯にふりかけをかけてレイジさんお手製の餃子と一緒にもっきゅもっきゅと食べていたタイミングでそれは起こった
厚い雲が三門市を多い、空を埋め尽くすほどの大量の門が次々と開く。大音量でがなる警報音。第二次大規模侵攻だ
Aは大急ぎでご飯を掻き込み器を流しの中にほおり込む。洗っていないのがバレたら小言は言われるだろうが非常時だ、その位は許されるだろう
トリオン体に換装し、外に飛び出そうとするも一瞬思いとどまり踵を返して二階にある割り当てられた自室へ駆け込んだ。机の引き出し、上から3段目に乱雑に放り込まれたトリガーを掴み窓から外に飛び出す。この時間だと昼休みのはずだから学校に通っているメンバーはそこそこチームでまとまって動けるだろう
そう考えながら普段は意図的に合わせていない焦点をしっかりと合わせ、自身のSEの範囲を広げる。本部にはレーダーはあるがAと視覚共有してしまう方が情報は正確だからと普段から24時間するのは御免だが侵攻が始まったら非常時だしちゃんと協力する、だから視覚情報の共有をしてくれ。と事前に鬼怒田に話は通していた
『煌月です、今トリオン兵を排除しつつ住人の避難の遅くれている南側に向かってます。SEの範囲をボーダーを中心にして円柱状に三門市全域と近界側に広げてるんで知覚情報共有の準備出来たらそっちでしてください』
《了解した。……しかし本当にいいのか？脳に負担がかかるんだろう。こちらにはレーダーもある。無理する必要はないんだぞ？》
『トリオン体ですし別に大丈夫です。それにトリオン感知するレーダーとか監視カメラより早いし正確ですよ？範囲よりも精密さ重視で見てるんで死角とかもないはずですし。それなら俺使う方がいい』
《…そうか。それなら有難く使わせてもらおう。感謝する》
『お気になさらず。慣れてますし』
通信を切り、自分の周囲にバイパーを円形に展開、グラスホッパーを駆使して空中を移動する。目に入ったトリオン兵を屠っていく。一応家に被害が行かないように軌道を描いて倒しているのだが敵はそんなことお構い無しに壊して回っているのであまり意味は無いかもしれない
『久しぶりに
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ヲタクメガネ - 頑張って下さい=∀=応援してます！面白かったです♪ (2019年2月2日 13時) (
レス) id: 3e08522e7d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - とても面白かったです！続きも頑張ってください(*^^*) (2019年1月27日 19時) (レス) id: 4584690b17 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：βカロチン | 作成日時：2019年1月17日 14時
