人身売買2 ページ14
こーく視点
僕たちはとある会場に来ている。
??「こく兄.....。怖いよぉ.....。」
こく「大丈夫だよそらびび。これから、お金持ちの家に連れていってもらえるんだ。
そうしたら、幸せに暮らせるよ。」
びび「ほんと?やったぁ‼︎」
そう、人身売買の会場だ。
1年前、僕たちは親と離れた。
母「こーく!そらびび!やめて‼︎連れて行かないで‼︎」
モブ「おとなしくしろってんだろ!」
父「こーく!そらびび!必ず見つけるからな‼︎」
こく「お父さん!お母さん‼︎」
びび「いやだぁぁぁぁ‼︎うわぁぁぁぁん‼︎」
そう、両親も人身売買されてしまったのだ。
それから、両親の顔は見たことがない。
こく「......そろそろ出ないと。行くよ、そらびび。」
びび「...うん.....。」
僕たちが舞台に立つと、スポットライトに照らされた。
司会「さてさて!今宵の商品はなんと!兄弟です!さぁ、700万からどうぞ!」
900万、1億!と、だんだん値段が高くなっている。
「2億5000万」
こく「え?」
びび「......高い。」
こんなに高額な値段がついたのは、初めてだ。
優しそうななおじさんがこっちに来る。
おじ「髪の黄色いキミは七瀬。キミは理玖だ。」
2人「.....分かりました。」
そうして、おじさんの家に行った。
あれ。靴があるな.....。もう既に誰かいる?
??「ふぅ、大変だなぁ。」
??「もう嫌だぁ....。疲れたー!」
びび「こく兄?誰かいるの?まさか幽霊⁉︎」
こく「違うよ。多分子供が働いてるんだよ。」
でも、すっごく楽しそう......
なんでだろ?
おじ「君たち?」
2人「あ、はい!」
おじ「君たちは声のする奥の部屋に行ってくれ。寝る場所は2人一緒だよ。」
2人「わかりました。では。」
ガチャ
あ、やっぱり。
中に誰かいるんだ。
??「あっ、新入りさんだ!僕は桃井!本名はなろ屋!」
??「よろしくお願いします。僕は出雲です。本名はスマイリー。」
おぉ、可愛い桃井くんとクールな出雲君か。
びび「えっとじゃあ、僕は理玖!本名はそらびびで、こっちが七瀬!
本名はこーくだよ!」
なろ「えっと、理玖君と七瀬君ね!これからよろしくっ‼︎」
スマ「うん。よろしくね!えーっとじゃ、友達ということで!」
びび「え、友達でいいの⁉︎」
スマ「もちろん!」
こく「やった!」
良かった。仲良くできそう!
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海月 - 続きではないですが、反応集を書いてみました〜!癒されれば何よりです! (2022年7月14日 22時) (レス) id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
海月 - お気に入り登録2人ありがとうございます!!少しずつ戻っていこうかな、と考えております!! (2022年6月24日 22時) (レス) id: 4c1e02d803 (このIDを非表示/違反報告)
海月 - かみぃさん» コメントありがとうございます!更新待っていてくれて嬉しい(?) (2022年5月1日 14時) (レス) id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
海月 - Yuzuさん» コメントありがとうございます!頑張ります! (2022年5月1日 14時) (レス) id: b5f61b261d (このIDを非表示/違反報告)
かみぃ - 更新待ってる (2022年5月1日 10時) (レス) id: f62b9aa43f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/wwww333/
作成日時:2022年3月8日 21時