儚い者たち 2 (Subaru.S) (ページ7)

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流れる音楽を聴きながら、私達はソファーに並んで座る。

私の肩にはすばるの腕が乗っかる。

乗っかったすばるの腕は、私をギュッと引き寄せる

私はすばるの肩に頭を乗せて、目を閉じ音楽を聴く

その、穏やかな時間を噛み締めながら・・・・

杏『私、今日・・・すばると最後やねんや・・・って、ココに来たん。

やのに、私・・・・・・・・弱いな・・・・・』

すばる『弱いお前も好きやねんで。

でも、おまえの弱さは違うねん。

強さの中にある弱さ。うまく言えんけど、

強さと弱さが共存してる。

逃げたって言うたけど、弱いから逃げたんやなくて、オレや子供を守るために逃げたんや。

強いからや・・・・・・・・

まぁ、オレの魅力には弱いから負けたみたいやけどなっ・・・・・・・///』

杏『テレるんやったら、言いなや・・・(笑)』

すばる『テレてへんわっ、ほんまの事やっ(笑)』

杏『あっ、今日・・・子供達迎えに行くから、5時には帰らんと・・・・・』

すばる『んじゃ、5時まであれやこれや出来るやん・・・・・』ニンマリ笑うすばる。

杏『いいよ・・・・・///』

じゃあ、って私に覆い被さる・・・

杏『今はいやや！目パンパンやもん・・・・・///コーヒーおかわりっ(笑)』

すばる『後で覚えとけよ(笑)』

杏『はいはい・・・・(笑)』

コーヒーとタバコと・・・・音楽と・・・・・すばると・・・・・・

ゆったりした時間を過ごす。

私達は子供の事、すばるの仕事の事やメンバー達の事、昔の事をいろいら話した。

私の知らない世界の話ばかり・・・

杏『DVDとかないの？』

すばる『あるけど・・・・・』

杏『観たい！観たい！』

すばるはレコードを止め、DVDをいれてくれた。

あの歌が入ってるからと入れてくれたのは「JUKEBOX」と書かれたDVD

DVD・・・・・

大勢の人達が関ジャニ∞を呼ぶ声

歌う関ジャニ∞

踊る関ジャニ∞

その中、ほんとに楽しそうに歌って踊るすばる。

時にはキリッとしたり、フニャッと笑ったり、おもしろい事を言って、笑かしたり、ギターを弾いたり・・・・

やっぱ、あの歌を歌うすばるはほんとかっこよかった。

でも、ファンの多さに圧倒されたのも事実・・・

こんな、私でいいのか