儚い者たち 2 (Subaru.S) (ページ29)

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すばる『あとな・・・・・

オレ、子供達に会ったほうがええ？』

杏『・・・・・うん。会ってほしい・・・

けど、まだ話してないねん』

すばる『そっか・・・』

杏『えいとがな、あっ、長男。電話で話した子。

えいとがな、最近私と話してくれへんねん。』

すばる『えいと言うん？オレら、エイト言われてる(笑)』

杏『関ジャニ∞・・・エイト・・・なんか嬉しい偶然///』

すばる『反抗期か？』

杏『まだ、3年生(笑)昨日もバイバイせんしな・・・母、困っとります。』

すばる『オレ、父親ちゃうけど、男同士、話したんで。』

杏『うん。まず、すばるの事言うわ。今日にでも・・・』

すばる『んだら、そっからやな・・・』

杏『そん時はお願いします。』

すばる『おん・・・』

オレ達は家、出る時間まで、しょう～ない話をしたり、

レコードから流れる歌を聴いたり、歌ったり、まったりした時間を過ごした。

すばる『そろそろ、行こか・・・』

杏『事務所の人迎えに来るんやんな？私、電車で帰るよ。』

すばる『ええよ・・・。

忙しなったら、なかなか会えんねんから、会える時はギリギリまで一緒におりたいねん。』

杏『ありがと・・・おっちゃん(笑)』

すばる『誰がおっちゃんや・・・(笑)』

杏『んだら、私、おばちゃんか・・・・(笑)』

車で、店まで送った・・・

杏『ちょっと待ってて・・・』

5分後、杏はタンブラーを手に戻ってきた。

杏『お店が出してるタンブラーやねん。

ホットジンジャー・・・のどにいいから！』って急いだのか、息を切らして言う。

すばる『ありがとう・・・///』

杏『送ってくれてありがと。

じゃ、バイバイ・・・』

すばる『また・・・』

オレは家に戻って、車を置いた。

ちょうどマネージャーから着いたってメールが入る。