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渋「お二人様ですねー。何時間にされますかー?」
決められたセリフを機械のように話す渋谷くん。
『フフフッ・・・・・・めっちゃ棒読み(笑)』
隆「あかんよ、貴方。一生懸命、仕事してはるんやから!」
渋「ええねん。
オレ、ここのスタジオ借りる為に嫌な接客してるねんし」
渋「棒読みやろうが。なんやろうが働いてたらタダで借りれるねん。」
嬉しそうに話す渋谷くん。
隆「バンドしてるんですか?」
渋「おん。」
隆「先輩は何の担当ですか?」
渋「ボーカルとギター。」
隆「・・・ベース・・空いてたりしません?」
『あ〜ぁ、隆ちゃん・・・・
お母さんにまた怒られるで』
渋「ベースな、じつはおらんねん。」ニヤリ
隆「僕、出来ますっ!したいです!
やらせてください!」
興奮してる隆ちゃん。
『隆ちゃん・・・・・』
『怒られるよ〜』
『知らんよ〜』
『フォローせんよ〜』
渋「彼女が一人にされて、怒ってるでー」
隆「貴方からも、お願いしてっ」
手を合わせて、お願いしてる隆ちゃん。
渋「オレらはいいけど・・・・(笑)
なんか、揉めてる?(笑)」
『お母さん、隆ちゃんがバンドすると、めっちゃ怒るんねん。
隆ちゃんはそんな、男らしい事似合わんて。
王子様やのにって・・・・(笑)』
渋「彼氏のおかんと仲イイねんなっ(笑)」
隆「そーなんですよっ!
オレら、仲いいんで・・・・・・」
ハハハハハハ・・・・
私は隆ちゃんと顔見合わせて、笑ってもうた。
『渋谷くん、やっぱおもしろいな・・・ハハハハハ』
『お腹・・・痛い〜』ハハハハハ
隆ちゃんは私の肩を組んで、顔並べて
隆「オレら、姉弟ですよ〜(笑)」
『似てない?(笑)』
渋「うん。似てない。」
『年子やねん。』
隆「丸山隆平です。よろしく〜♪」
渋「なんや〜、そっか、そっか・・・」
隆「えっ?渋谷先輩、なんかホッとしてます?
貴方はオススメですよ〜♪」
『隆ちゃん、やめて』
急に真面目な顔で言うたから、隆ちゃんはふざけるのをやめた。
『渋谷くん、ごめん。隆ちゃんが変な事言うて。』
『隆ちゃん、渋谷くん好きな人、居てるねん。
そんなん言うたら失礼やで!』
隆「せんぱ〜い、ごめんね〜」
キリッとした、顔で言う隆ちゃん。
これ、逆にふざけてる・・・
『もう!隆ちゃんっ!渋谷くん、ごめんねー』
って部屋へ向かった。
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∞兎和∞(プロフ) - CSさん» ありがとうございます!!ボードにCSさん、いらっしゃってました!!本当にありがとうございます!!! (2016年6月9日 20時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» ボードにメッセージ送ったんですが、届いてます?なんか届いてないっぽい・・・? (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
CS(プロフ) - ∞兎和∞さん» はじめまして♪ありがとうございます!応援してくれてるなんて!泣ここで移行の説明はコメントの長さもあるので、プロフにお邪魔させていただきます♪ (2016年6月9日 15時) (レス) id: d6ff0b55ac (このIDを非表示/違反報告)
∞兎和∞(プロフ) - 初めまして!兎和(とわ)と申します!とっても面白くて応援してます!私も小説を書いていて移行の仕方がわからないんですけど、教えて頂けないでしょうか??すいません!これからも頑張って下さい!! (2016年6月9日 15時) (レス) id: 1eb687409d (このIDを非表示/違反報告)
みさこ - すばちゃんも頑張って攻めて行かなきゃだね(*^_^*)不器用なすばちゃん大好きです! (2016年6月7日 10時) (レス) id: b7c138fcdb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:SCCS | 作成日時:2016年5月24日 19時