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「うむ。わし、基本的には相手のすることには目を瞑っておるが、今回ばかりは少々勝手が違うのでな。まあそう心配せずとも良い。このわしと契約できたそなたには、何の憂いも懸念も抱かせぬと約束しよう。まあこれは契約とは別物ではあるがのう！ ほっほ！ ──だから、うむ。そう怯えてくれるなよ」
「正直者は好い者よ。言葉に迷いがなく、見ていて気持ちが良い。じゃが不正直者もまことに好い！ こと嘘を明かした時の反応がとにかく面白くて、つい愛でとうなるゆえな！」
「お灸でも据えてやろうかの。あの様子を見るに、よほどわしに折檻を施してほしいと見えるわ」
「……っ、ッ痛──ン何しやがるこのクソボケがあぁぁああ！ 顔──、この顔に傷つけやがって、ご丁寧に一張羅まで焼き焦がしやがって、クソ野郎ッ、てめえの魂ごとブッ××してやる！！」
「屑が。五体投地して、頭を垂れながら、永遠の忠誠を誓え。わが身に仕える栄誉を噛みしめよ」
「お前如きが悪魔に触れられると──思いあがった口を利きやがって。いつ、だれが、どこで、お前が貴い存在だと口にした、え？ 傲慢も甚だしいな。傲慢は面白くない。傲慢は退屈だ。お前がこんなにもつまらん存在だとは微塵にも思わなんだ。責任とって顔マスクでも作りやがれ」
「地ィ這いつくばって額こすりつけて乞う内容がそれかぁ？ はッ！ 驚いたぜ、まだこんな蛆虫がこの世に存在してたなんてよぉ！ ……いや、世も末の今だからこそか？ まあ何にせよ、この落とし前はハッキリつけてくれよ、なあ？」
「──フン。失望したか？ 悪魔なんて所詮はこんなモンだよ。……まーお前のことだから薄々勘付いてはいただろうが……悪魔なんてものは利己的で、我儘で、人間のことなんて道端の塵にしか思ってない。だがそれでも──……少しの気まぐれで、人間に味方することもあるかもしれぬ、な……」
「さて、話も長うなってしまったの。歳というものは取りとうないわ、おお憎い憎い。……なんじゃその目は。悪魔に歳の概念なぞあるものかって、そりゃあお前さん、わしらとて悠久の時を過ごす感覚くらいあるわい。これじゃから人間というものは──」
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元素(プロフ) - CS提出ありがとうございます！不備等ございませんのでこのまま受理させていただきます！本性出るところめっっっっちゃ好きですありがとうございます 今後とも当企画をよろしくお願いいたします！ (2022年5月28日 11時) (
レス) @page6 id: 656d2fa00c (このIDを非表示/違反報告)
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