▽その他備考 ページ10
「やれること、できることぜーんぶ手を尽くして手を打って、あとはもう何にもできねえ! ──そうなって初めて女神様は俺たちに微笑みかけてくれるんだよ。勝利と幸運の女神様を落としたいんなら、それくらい貪欲にならなきゃな」
「だ、れ、が、“屑野郎”だって? ……はッ。そんな言葉はな、一度も勝つことを第一にしたことのない、ぬるま湯に浸かってる奴の言葉なんだよ。…ああ、なるほど。どうりでお綺麗な手をしてるわけだ。わざわざ教えてくれて感謝するぜ」
「そう、それで良い。それで──……そうして最後は俺のもとにきてくれよ」
「愛してる。ずうっと愛してるよ、女神さま」
【その他備考】
▼好きなもの
箒による空中飛行、札遊び、盤上遊戯、人の話を聞くこと、柑橘飲料、鶏の照り焼き(骨付きだとなお好み)
▶▷飛行術が得意であるのも相まって空中飛行を趣味としている。また盤上遊戯部に所属しているように盤上遊戯も好む。駒遊びよりもカード遊びの方が得手である。お喋り上手の聞き上手で、他人の恋バナや井戸端的会議に聞き耳を立てていることもしばしばあるよう。なお正面きってお喋りすることも好きな男であるので、茶葉を持って彼の寮の扉を叩いてもらえば、しばしの団欒を楽しむこともできるだろう。ちなみに彼は紅茶派であるが、早朝から珈琲豆を挽く香りで目覚めることも少なくない。
▼嫌い(苦手)なもの
神頼み、礼拝、偶像崇拝、孤独、珈琲
▶▷珈琲は嫌いというよりも苦手。飲めないわけではないため、勧められれば難なくいただく。
また前述の通り、神頼みの類を嫌っているため、彼は神様に頼り切りな者やそれにすがりつく者に対して酷薄な目を向ける。
実家は薫風の国の有名な商家。それゆえに学院内には仲間や贔屓の家だけではなく、商売敵や対立する家もあるという。とはいえ、その事情を学院内にまで持ち込むつもりは彼にはないらしく、気ままに己の好きなままに学院内の生徒とは仲良くやっていきたいのだそう。
盤上遊戯部に所属しているだけあり、盤上遊戯、特にカードゲームの類を好む。翠狼寮の最上級生ゆえの頭の回転の速さと“好きこそものの上手なれ”の言葉の通り、趣味と特技を兼ねたものとして彼の中に存在している。賭け事も嫌いではないため、たびたび人の目を盗んで興じているとか。
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