夢なんかじゃない。(ym×in)【完結】

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バタバタバタ!!!!

バンッ


｢おにいちゃんっ！｣

｢ほえっ？な、なに？びっくりするじゃん。｣

｢今、ひま？暇だよね？｣

ベッドに横たわりながら、スマホをいじっていると、急に取り上げられた。


｢ちょっと見てほしいものがあるの！｣

｢ちょっ、え？｣


目をキラキラ輝かせていきなりやってきたかと思えば、ドタドタドタと俺の手を引き階段をかけ下りて、


｢座って！｣

無理やりソファにボンッと押された。



な、なんなんだ？

はぁ。·····ま、暇だったしいっか。


｢わかった。わかったから付き合うから何を見るのか教えて。｣


｢ありがとう！あのね、私が好きなアイドルのDVDを一緒に見てほしいの！Hey!Say!7の！！｣

｢へ、へいへい？｣

｢ちがうっー！！へ・い・せ・い！｣

···あ、そう言えば妹はアイドルがすきだったけ？

｢でも、なんで？1人でみればいいじゃん。｣



·····確か、いつも1人でゆっくりみたいからあっちいって！って言ってたよな？



｢今日は違うの！すっごいカッコよすぎて見て欲しいの!!!テレビにも出てるからわかると思う!!!｣

ぴょんぴょん跳ねながら
興奮して話す妹をみてると、なんだか可愛くって、、

｢ははっ。わかったよ。見るよ。お兄ちゃんに見せて。｣


｢はーい！！！｣


そう言って、再生ボタンを押すと、


キャー!!!!という歓声が聞こえてきた。


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えっと、







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｢······うるさ。笑｣


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