彼に恋して、愛されて2(ym×in)【完結】

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"だぁいじょうぶ”


この言葉に助けられるの何回目だろ。
おれにとっては魔法の言葉だな。


涼介がそう言ってくれると本当に大丈夫な気がして不安も飛んでっちゃう。




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お風呂から上がって、お水を飲もうと冷蔵庫に向かうと、




あれ？貼ってあるルールが追加されている。






【やまいの5ヶ条】

その1·ほかの人は勝手に部屋に入れない。
その2·一緒にご飯食べれる時は食べる。
その3·2人の時はタメ口。
その4·お互い名前で呼ぶ。
その5·不安になったときは、ハグする事!!




ふふっ。だから、ハグしてくれたんだ。
3ヶ条から2つ増えてる。笑



「ほんと、優しいなぁ。また好きになっちゃうよ。」



彼の優しさにまた顔が火照るのがわかった。




コンコンコン


「涼介、お風呂上がったよ？」


彼の部屋をノックするも返事がない。


(あれ？)


「入るよーｼﾂﾚｲｼﾏｽ。」

そっと部屋に入ると、イヤフォンをしながら、なにやら本を広げて勉強している彼の姿。




ﾄﾝﾄﾝ



そっと、肩を叩くと、

『わっ！慧！びっくりしたぁ！』

「へへっ、ごめん。ノックしても返事なかったから入ってきちゃった。笑」


おれの目線に気づいたのか、

『あぁ、これ同期で海外事業部にいる岡本に借りたんだよ。英語の本。日常会話くらいできるようにならないとなって思って。ほら、リスニング付き。』



『聞いてみる？』
「うん！」



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