FGO×シャーマンキング【マスターと立香の神隠し】2 (ページ7)

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第五説チョコラブ8 ページ7

葉はオーバーソウルを構える。

すると、葉の纏っていた緩い空気が明らかに一変し、気迫のようなものを漂わせていた。

立香「！あの圧は…剣士サーヴァント特有の…」

ジャガーマン「ちょちょちょ待ってくださいよ旦那ぁ、ちょっとはしゃいだだけなんですってぇ！もーしませんって！
ね！お願い！この通り！もうおいたしないって約束するから！許して？ね？」

葉「んー…お前がそう言うなら…」

葉がオーバーソウルの構えを解いた次の瞬間…

ジャガーマン「隙ありいいいぃぃぃ！！
バカめ！！獣を前に得物を収めるべからずとパパンとママンから教わらなかったか！！
まだまだ詰めが甘いわ！！
爪だけにね！！」

立香「葉くん！！」

ジャガーマンの爪が葉の懐に叩き込まれる直前、その刹那の一瞬で葉はオーバーソウルの構えに入った。

葉「阿弥陀流…」

立香「！」

葉「真空仏陀斬り！！」

半円を描くように放たれた美しい斬撃がジャガーマンの身体に見事、命中した。

立香はこれまで何人もの剣士サーヴァントの剣技を見てきたが、葉の放った一撃はあまりにも一瞬で、かつその子供が磨いたとは思えない洗練された無駄のない太刀筋に目を奪われた。