第七節ホロホロ4 ページ23
シトナイ「ふふふ、麻倉葉だっけ。あなた、ただの人間じゃないわね?」
葉「あぁ。オイラはシャーマンだ。」
シトナイ「…シャーマンって、霊や精霊の力を借り受け、それらを介し、人々を助けるあの?」
葉「あぁ。」
シトナイ「ふーん。だとしたら、変なの。」
葉「何がだ?」
シトナイ「あなた、シャーマンなんでしょ?なんで、剣なんか持ってるの?」
葉「この刀は春雨って言ってな、オイラの持ち霊の阿弥陀丸の愛刀なんよ。」
シトナイ「つまり、霊が持ってた剣なの?」
葉「あぁ。この春雨に阿弥陀丸の魂を入れて戦うんよ。」
立香(葉くん…手の内明かしまくってる…
だけど、シトナイ、なぜか葉くんに興味津々だな…。)
葉「お前ももしかして、剣使うんか?」
シトナイ「えぇ、使うわ。
なんなら、どっちが強いか試してみる?
ちょうど退屈しててやることないから、眠ってたの。」
立香「!待っ…」
葉「いいぞ。オイラで暇潰しになるんなら、相手になる。」
立香「葉くんんん!!」
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作者名:タンポポ | 作成日時:2022年10月6日 12時