第七節ホロホロ3 ページ22
シトナイ「わざわざこんな雪山まで来て人探しなんて、あなた達変わってるのね。
ここに人なんて、居ると思う?」
葉「オイラ達の目の前に居るぞ。」
シトナイ「残念、私は人じゃないのよ。寒いのは嫌いだけど。」
葉「そっか。ところで、ここら辺にホロホロって奴見かけなかったか?
スノボで雪の上を滑ってると思うんだが…。」
シトナイ「ホロホロは私よ。」
立香(言うと思った…。)
葉「お前もホロホロって言うんか?」
シトナイ「そうよ。スノボが何なのかは知らないけど、ここには私しか居ないよ。」
葉「そっか。なら、人違いだ。眠ってる所邪魔して、すまんかったな。」
シトナイ「待ちなさい。どこ行くの?」
葉「ホロホロを探しに。」
シトナイ「もー、ホロホロは私だって言ってるでしょ?」
葉「オイラの知ってるホロホロは男だ。」
シトナイ「女のホロホロが居てもいいじゃない。」
葉「それもそっか。」
立香「うぉい。」
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作者名:タンポポ | 作成日時:2022年10月6日 12時