第七節ホロホロ1 ページ20
翌日。
立香と葉は雪山に来ていた。
立香「葉くん、ここに居そうなの?
その…ホロホロさんって人。」
葉「おぉ、居ると思うぞ。あいつ、スノボで雪滑るの大好きだからな。」
立香「そのホロホロさんもやっぱりシャーマンなの?」
葉「あぁ。故郷のふき畑を救う為にシャーマンファイトに出場したんよ。とにかく自然が大好きな奴だ。」
立香「なるほど…。」
雪山の麓まで来たその時、枝に雪を積もらせた大木の下に何か居ることに気づいた。
立香「ん?あの木の下に…何か居る。」
葉「ほんとだ。あれは…雪の山か?
…いや、違うな…息してるから、生き物だ。
あれは…」
立香「……白熊だ。」
葉「寝てるみたいだなぁ。」
立香「…ここに白熊が居ると言うことは…」
葉「おい?立香?」
立香はゆっくり寝ている白熊に近づく。
よく見ると、寝ている白熊の懐には…
シトナイ「すぅ…すぅ…」
立香(やっぱりーーーー!!)
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作者名:タンポポ | 作成日時:2022年10月6日 12時