第四節王の名は9 ページ46
立香「奪われたって…誰に!?」
アンナ「ハオの先代のシャーマンキングのフラ・ヤービスによ。」
立香「フラ・ヤービス?聞いたことないな…
てか、先代が居るんだ!?
世代交代とかしないの!?」
アンナ「新しいシャーマンキングが新たに追加されても、先代達は消えたりしないわ。
しかもハオは先代達から嫌われているのよ。特にヤービスにね。」
立香「なるほど…まぁ、新入りを快く思わないのは普通なのかな。
…待って、そのヤービスって人、聖杯をハオから奪ってどうしたの?」
アンナ「ハオを消そうとした。」
立香「…その言い方からして、叶わなかったんだね。」
アンナ「そう。聖杯でもハオをシャーマンキングの座から引きずり下ろすことは叶わなかった。」
立香(それ位すごいんだ…シャーマンキングって…)
アンナ「だけど、ヤービスは諦めなかった。
排除が無理なら…不在は可能じゃないかって思い付いたのよ。」
立香「不在?」
葉「要するに、ハオをずっと眠らせようとしたんだな。」
立香「あー…。」
アンナ「だけど、ハオはそれも見抜いていた。だから、眠らされる前に保険を用意した。」
立香「保険?」
葉「オイラとアンナだ。」
立香「!」
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作者名:タンポポ | 作成日時:2022年9月28日 13時