FGO×シャーマンキング【マスターと立香の神隠し】 (ページ23)

今日:1 hit、昨日:8 hit、合計:2,192 hit

第二節温泉宿　炎3 ページ23

廊下にて。
立香はアンナの後をついていく。

立香(今度は何だろう？まだやり残した仕事があったのかな？)

そして、ある部屋の前までたどり着くと、立香は気づいた。

立香(ん？…何だかいい匂いがしてきた。)

空腹の立香の鼻が芳しい匂いを捉える。

そして、アンナがその部屋の襖を開けると…中には…

焼き魚、漬物、白飯、お味噌汁等の和食がテーブルの上に置かれていた。

立香「！…これ…」

アンナ「…食べ終えたら、皿やお椀はアンタが自分で洗いなさい。
そしたら、寝てもいいわ。」

そう言うと、アンナはその部屋から出ていく。

立香はアンナの背中に向かって、明るくお礼の言葉をかけた。

立香「ありがとう！女将！戴きます！」

アンナは無言で振り返りもしなかった。

それでも、立香はアンナの思いやりに感謝して、用意された和食を食べた。

そして、全て完食すると、皿やお椀を全て洗い、その後、自分の部屋に戻り、アンナが用意してくれた布団で電池が切れるように眠りについた。