検索窓
今日:25 hit、昨日:6 hit、合計:29,487 hit

29 crystal* ページ33

貴女side


オロチさんについて行くと、平原のトンネルを出たところ辺りに、土蜘蛛さんがいた。


「土蜘蛛殿…………!」


「…あの、桜町になにか、起きているのですか?」


土蜘蛛さんはうつ向きながら言った。


「…皆が、消えてしまったのだ………。」


「!?、それは、どういうことですか…!?」


オロチさんも動揺を隠せないようだった。


「ああ、日に日に桜町から妖怪達がいなくなっていくのだ。恐らくファントムを恐れて、住処を変えたのであろう。妖怪達にまで、危険が及んでいるということだ………。」


似ている………。

私が住んでいた森で起こった異常に。


妖怪さんたちがいないなんて…………


町を見回すと、この前までいた妖怪さんたちの気配は薄くなっているような気がした。


みんなバラバラに……………?



この、幸せな日常が崩れていく、
そんな悪い予感がした。



その瞬間、目眩がして
目の前が真っ暗になった__________。

30 crystal*→←28 crystal*



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:妖怪ウォッチ , オロチ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:すみ恋。 | 作成日時:2015年3月21日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。