*･゜ﾟ･*:.｡..:*奇跡という名の涙水晶*･゜ﾟ･*:.｡.:*･【妖怪ウォッチ】 (ページ19)

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16 crystal＊ページ19

貴女side

「さあ、せっかくだからお饅頭食べましょう～。」

えんらえんらさんがお饅頭を箱から出した。

「ちょっとまて、大やもりと女郎蜘蛛を呼んでこないか？皆でワイワイ食べたら楽しいだろ？」

「お主にしてはいい提案ではないか。」

そういって、土蜘蛛さんがとうなずいた。

「A、大やもりと女郎蜘蛛を呼んで来てくれないか。」

「あっ、はい！どちらにいらっしゃるんですか？」

「玄関から出てすぐ左だ。目立つからすぐわかる。」

私は説明を聞いて玄関から外に出た。

そういえば、もう一週間近く外に出ていないことに気付いた。

太陽の光がとても眩しく感じた。

屋敷を出て左側、少し坂を登るとこじんまりした民家がぽつんと建っていた。