9 ページ10
・
スウェーデンでの仕事や学校関係の手続きもひと段落して、
次のロンドンでの暮らしのため、私は一時日本へ帰国していた。
手続きのために会社が用意してくれたホテルはびっくりするほど高級で…
(なにこの対応…怖いんですけど…)
夕飯を済ませ、一人ベットに座り外を見る…いつか米津さんの家で見た夜景も
とってもきれいだったな…
「帰国したこと…言うべき?いや…やめよう…言ったところで…
きっと迷惑になる… あっ そうだ…」
私は、2年前に日本から出発するときにお世話になった女性
「由美子さん」に連絡をした。
彼女は留学先での住居を手配してくれたり、お世話をしてくれた
コーディネーターだ。
(えっと…たしか新井由美子さんだったよね)
久々に開くLINE
私は一時帰国したこと、お世話になったお礼、次はロンドンに行くので
来週日本を離れることなどを書いて送信。
♬〜
既読がすぐ付いて、返信が帰って来た…
新井 『え?Aちゃん?』
(ん?あれ?由美子さんって私の事ちゃん付けで呼んでたっけ?
あれ?なにこのアイコン…)
「やばっ!!」
私は青ざめる‥‥
それは、由美子さんじゃない別の新井さんだった。
・
47人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
KK(プロフ) - たかさん 初めまして。クリスタルとシーグラス2を読んでいただきありがとうございます。クリスタル1も2もパスワード設定はしていません。この作者の他の作品で探してみてください。よろしくお願いします。 (2022年9月28日 21時) (レス) id: a885efe003 (このIDを非表示/違反報告)
たか - 読まさて頂きました。クリスタルとシーグラス始めから読みたいので、パスワード教え頂けたら嬉しいです。始めから読みたいのでよろしくお願いします (2022年9月28日 19時) (レス) @page23 id: ba4b8c4546 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:KK | 作成日時:2021年1月14日 22時