*First Step* -今度こそ踏み出すために-

~第66歩。~ ページ36

「あ、はい！ 会えます会えますっ」

反射的に答えてしまってから、あっと気づく。

待て待て待て待て待てちょっとええやだ無理心の準備ィィ………!!?

『良かった！ 今どこにいますか？』

ソウジロウ君の芯の通った声を聞いて、はっとした。

そうだ。逃げちゃ駄目なんだ。
ソウジロウ君は真っ直ぐ向き合おうとしてくれてるのに。

心を決めて、しっかり答えた。

「今ギルドホール出たとこです。ソウジロウ君は？」

『僕もギルドハウスから飛び出してきたところなんです。そこで待っていてください、すぐに向かいますから』

「え、悪いでっ……あ、あれれ？」

念話が切れてしまった。

そんなに彼は急いでいるのだろうか。……何故？

もしかしたら、彼も。

そんな甘い想像が頭を支配しかけて、慌てて振り払う。
きっと、わたしと仲違いしたのを気にしてくれているんだろう。あんな程度のことで逃げ出して、悪いのはわたしなのに。

にしても、ここでソウジロウ君を待つしかないだなんて、何だかこう……虚しい。

でも、下手に動けばソウジロウ君と行き違いになってしまうかもしれない。

……どうしよう。


＜会いたい。一刻もはやく＞

思いがはっきり見えた途端、迷いは綺麗に吹き飛んで、前へ出した足で勢いよく地面を蹴った。

〜*〜*〜
ごめんなさい。

受験生って想像以上に忙しかったです。きゃは((

更新さぼりましたごめんなさい。(二回目)

あ、あと別のアニメにはまってました(デジャヴ)

魂喰いと死神というキーワードで分かる画面の前の貴方。

　 仲 間 で す(ニコォ)

もうほんとラストまであとちょっとなのになんでいつまでたっても終わんないんだろコレ(お前のせいだ)

出来る限り頑張って、今夏中には終わらせた……あ、お父さんがタブレットで某タイムスリップ医療ドラマ観てるちょっと覗いてこよ((殴蹴

……頑張ります。

コメントや評価、本当に励みになっております。
そして、これだけサボっていたのにお気に入りをそのままにしてくださっている皆様、本当にありがとうございます。見たとき涙腺緩みました。(実話)

こんな私の作品ですが、これからもよろしくお願い致します。

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