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「ティッシュ、いる...？」
JK「.......いる」
「ほら」
鞄の中からティッシュを取り出してジョングクに渡すと、ようやくジョングクの顔が見れた。
目が真っ赤だ。
さらに罪悪感が湧いてくる、なんで泣いてるのかわからないけど。
私からティッシュをもらうと、アイドルとは思えない音で鼻をかんだ。
大丈夫？と顔を合わせて聞いてみると、またポロポロと泣き出した。
うん、わかるけど。
一度泣き出すと止まらないのわかるけど。
なんで泣いてるのかだけでも教えてくれると嬉しいな、なんて。
何回も泣いて、しゃっくりを上げて。
ようやく収まったらしい。
泣いて疲れたのか、座席にもたれかかったジョングクがいた。
「...落ち着いた？」
JK「うん、ごめん」
「いや、うん...なんかわかんないけど、私のせいだろうし、私の方が、ごめん...」
JK「ほんと、ぜんぶおまえのせい」
「あ、はい、ごめんなさい...」
JK「かっこわる、おれ...。それもおまえのせい」
「すみません...」
JK「はー、つかれた。...これもおまえのせい」
「はい、誠に申し訳ございません...」
拗ねたように言うジョングクに謝ることしかできない。
そうです、私が悪いです...。
なんでこうなってるのかさっぱりわかんないけど。
JK「まあいいけどね」
「........ごめん」
JK「いいって別に、こういうのって惚れた方の弱みだし」
「........は？」
JK「は？」
「え、惚れた？」
JK「...マジで言ってんの？」
ありえない、といった目でこっちを見てくるジョングクに私は心底びっくりした。
あれ、ユナさんは...？
え、ジョングク、ユナさんのこと好きなんじゃないの...？
私が、好きなの？
「ジョングク、私に惚れてるの...？」
JK「1年くらい前からずっとそう言ってるんですけど！？」
ありえない！Aのそういうとこほんと嫌！
ジョングクがそう叫ぶように言う。
でも。
だって。
「ジョングクって、ユナさんのこと好きなんじゃ...」
JK「はぁ？俺そんなこと一言も言ってないけど」
「いや、でも」
JK「何でそういうの勝手に決めつけんの？」
「だって」
JK「でもでもだってじゃないんだけど。俺はAが好きってずっと言ってるじゃん」
「う...」
JK「はぁー...、ほんと、Aって、何やっても変わんないね...」
「ごめん」
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紅蘭(プロフ) - stephさん» またまたコメントありがとうございます！キュンしていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします！ (2021年7月7日 17時) (
レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - 七夕さん» ありがとうございます！そうですね、ここまでの道のりは長かったですからね...笑これからもよろしくお願いします！ (2021年7月7日 17時) (レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
steph(プロフ) - ひゃああああ！キュンです (2021年7月7日 1時) (レス) id: 627d03ee7c (このIDを非表示/違反報告)
七夕(プロフ) - もちろん夢主ちゃん目線で普段読ませていただいてますが、今は第三者目線で心の底からおめでとうジョングク…！！！！！と言ってあげたい気分です(；▽；)またあとで読み返してしばらく余韻に浸ろうと思います！引き続き更新楽しみにしております♪ (2021年7月6日 20時) (レス) id: 3a53fa8496 (このIDを非表示/違反報告)
紅蘭(プロフ) - エリさん» またまたコメントありがとうございます！大好きと言っていただけて嬉しいです。これからもよろしくお願いします...！ (2021年7月6日 18時) (レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅蘭
| 作成日時：2021年6月17日 21時
