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JK「ねえ、なんでそんなにひ弱な踊りかたするわけ？この曲はHipHopなんだからもっと激しく踊ってっていつも言ってんじゃん」
そんなジョングクの言葉に、僕たちはみんなで震え上がった。
なんなんだ、ジョングガ、お前、Aが不機嫌なの気付いてないのか。
どう考えてもそれは今は言わなくていいやつ...！
僕たちの予想は当たって、いつもは少しうなだれてうん、ごめんって言うのに、今日のAは違った。
「...るさい」
JK「は？」
「うるさい！」
ガッと噛み付くようにジョングクに怒鳴りつけると、練習室を出て行ったA。
そしてそんなAを呆然とした顔で見送ったジョングクはしばらくして僕たちの方を振り返った。
JK「あいつ、もしかして今日機嫌悪い？」
YG「今頃気づくなよ...」
JM「というかそんなの今言わなくてもよかったでしょ、ジョングガ。Aは女の子なんだから激しい動きだって俺たちより体力いるんだから」
JK「でもあいつは女である前にメンバーで...」
HS「あー、ハイハイ、そこまで。それよりAどうするよ」
NM「ほっとくわけにもいかないしな...誰かが追いかけるしか...」
TH「ほら、ジョングガ〜」
JK「は、なんで俺が」
TH「怒らせたじゃん」
JK「絶対にいやです！」
行け行け〜、と調子良くジョングクを部屋の外に出そうとするテヒョンに精一杯抵抗するジョングク。
そんな末っ子二人を呆れたように見守る。
そんな時、ふとナムジュンがこちらを向いた。
お、嫌な予感がするぞ。
NM「ヒョン」
JN「な、なんだ」
JH「あ、そうだ、ヒョンがいるじゃないですか」
JN「はっはっは、なんのことかわからないなぁ」
YG「ふざけてないで早く追っかけてください」
JN「や、なんで僕！？ここはジョングギだよね！？」
NM「いや、ヒョンが一番Aと仲が良いというか、信頼されてるというか...」
TH「おれだって！！」
JM「いや、僕たちマンネラインはチョンジョングクという爆弾がいるから...」
JK「え、俺関係ない...」
TH「確かに」
JK「は、」
NM「あー、もうお前らうるさい！ヒョン、早く行ってきて！」
こうして僕はまるで追い出されるように練習室を追い出されてしまった。
でもAに一番信頼されてるってのはだいぶ、いやかなり気分が良かったから僕は喜んでAを練習に連れ戻すことにした。
可愛い妹のためだ、ちょっと今日の機嫌が悪いとかそんなことにビビってる場合じゃない。
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紅蘭(プロフ) - かのんさん» 一番だなんて恐れ多いですが、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年6月9日 23時) (
レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 紅一点で一番好きなお話です！これからも楽しみにしております(評価つけ終わってるのに毎回押しがち) (2021年6月8日 18時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅蘭
| 作成日時：2021年6月2日 12時
