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JM「Aも僕には言わずにわざわざジョングギだけに言うなんて酷なことするねぇ。これでグギがAのこと好きって気づいてたとしたら相当な小悪魔だ」
JK「そんなわけないでしょう。あれですよ、ヒョンの影が薄かったから...」
JM「えっ!そんなことないよ!...ないよね?」
JK「さぁ。まあ、何でもかんでも報告するのが俺らなんで」
JM「うわ、自然と惚気られたんだけど」
JK「自然じゃないです、わざと」
JM「やー、良くも悪くも成長したね」
よしよし、なんて頭を撫でてくるジミニヒョンの手を振り払う。
なんでヒョンたちはいつも俺のことを子供扱いするんだ。
歳だって2歳しか変わらないのに。
JM「でも今日のAの服装なんか可愛かったね」
JK「は?」
JM「いや、違う!一般的にだよ、一般的に!」
JK「ジミニヒョンがAに惚れたとか言い出したら全力で潰す」
JM「なんなの、怖いんだけどうちの筋肉マンネ!Aは可愛い妹!というか可愛いって言ったっていいじゃん!僕だってこう見えて男なんだからな!」
JK「あぁ、男...。ふっ」
JM「おいこらぁ!ヒョンをなんだと思ってるんだ!」
JK「チムチム?」
JM「ああもう、年々マンネが生意気になっていく...」
ぎゃあぎゃあと普段どうりに騒いでいた俺たちをピコン、と通知の音が遮った。
ジミニヒョンと一緒にスマホを見ると、誰かがツイートしたみたいで。
その内容を見てみる。
@BTS_twt
ウヌと久しぶりのお出かけ!
最近会えてなかったから今日いっぱいおしゃべりするよ〜!
そして相変わらず顔が綺麗なウヌの隣に並ぶのは少し勇気がいる
【画像(ハートマークを作るシェリとウヌのセルカ)】
#SHERI #armyサランへ
JK「うっわ」
JM「なんかすごい怖い顔してるね...」
JK「ヒョン、旅行の計画は別に今日じゃなくてもいいでしょ。俺、やることできたんで作業室こもります」
JM「えっ、うん、いいけど、なんか人を射抜いちゃいそうな怖い目しててヒョンは心配だよ」
JK「大丈夫です」
JM「うん、なら、いいんだけど...」
突然のことに戸惑うジミニヒョンを部屋に残して俺は部屋を出て、いそいそと自分の作業室へ向かう。
出かけるっていったってわざわざツイートしなくてもいいだろ。
仕返ししてやる!
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紅蘭(プロフ) - かのんさん» 一番だなんて恐れ多いですが、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2021年6月9日 23時) (レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 紅一点で一番好きなお話です!これからも楽しみにしております(評価つけ終わってるのに毎回押しがち) (2021年6月8日 18時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作成日時:2021年6月2日 12時