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「ええと、なんかごめんね、私のせいっぽいね...」
JK「そうだよ、全部お前のせい！なんで俺はこんなに引っ掻き回されてるの!?」
「ちょ、声大きいって、もう夜中だから...」
JK「それもこれも全部Aのせいだからね！なんで自覚なしなんだよ！あー、呆れた！」
ジョングクの気持ちがヒートアップしたようで、声も次第に大きくなる。
そしてそんなジョングクの声が聞こえたのかひょっこりとナムオッパがリビングに顔を出した。
NM「なんだ、どうした二人とも。ケンカか？ケンカはよくないぞ」
JK「俺は悪くない！全部Aが悪い！もう知らない！」
最後までぶすっとした顔のままジョングクはリビングから去っていった。
それをぽかんとした顔で見送る私とナムオッパ。
しばらくして硬直の解けたナムオッパは私に顔を向ける。
NM「なんだ、何したんだ、A」
「いや、私何もしてないです。ただ、ジョングクが好きな人いるっぽかったから、ちょっと追求しただけで」
NM「あー、うん、そうか...」
「ジョングクってば、好きな人を教えたくない年頃なんですかね？」
NM「いや、違うと思うが...。ともかく今回の件はAが悪いな」
「ええ、ナムオッパまでそんなこと言うの」
謝ってこい、なんていうナムオッパになんでなんで、なんて言ってたらさっきの騒ぎを聞きつけたのか次々とオッパ達がリビングに顔を表す。
なんだなんだ、どうしたどうしたなんて興味津々に話をせがんでは、私の話を聞いてみんな私が悪いと言う。
何それ、全く納得できないんだけど。
結局、オッパ達全員にせかされて私はジョングクに謝りにいった。
もういいよ、なんて言うジョングクはちょっとふてくされてたけど、どこかすっきりした顔をしていた。
JK「なんかもう気づいてもらえてないのにごちゃごちゃ考えるの馬鹿みたいに思えてきた。
気づいてスルーされてるわけじゃないってわかったからいいんだ、気づかせればいいだけの話だし」
なんて、どうやら私がオッパ達とワイワイやっている間に好きな子にコンタクトをとったらしい、ちゃっかりしている。
オッパ達全員に私は悪いと言われるし、謝りに行ったジョングクは好きな人とうまくいってるっぽいし、なんだか今日はちょっと不幸な気分だ。
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紅蘭(プロフ) - かのんさん» 一番だなんて恐れ多いですが、ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2021年6月9日 23時) (
レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 紅一点で一番好きなお話です！これからも楽しみにしております(評価つけ終わってるのに毎回押しがち) (2021年6月8日 18時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅蘭
| 作成日時：2021年6月2日 12時
