SHERI ページ22
「パンケーキ食べたい」
JK「パンケーキ?」
インスタを見ながら思わず出たその言葉にジョングクは一目散に反応した。
今日から二日間は久しぶりのオフの日。
最近はずっと働きっぱなしだったから、今日はゆっくり体を休めようねって、ジョングクと二人でだらだら過ごす、そんな予定だった。
でもそんな予定は私の中ではもう消え去ってしまった。
インスタに出てくるこの魅惑の数々を見たその瞬間に。
私のスマホ画面にはふわっふわで美味しそうでなおかつ可愛いというトリプルパラダイスなパンケーキが写っている。
あぁ、美味しそうだ。
ぜひともこのパンケーキたちを食べてみたい。
ここ数年はなんだかんだ忙しくてこういった流行りのグルメというのも全くもって堪能していない。
それこそ、こんなに忙しくなる前は追っかけていたというのに。
JK「うーん、ホットケーキミックスあったかな...」
「そうじゃない、そうじゃないよグガ」
JK「えぇ?」
「チョンジョングク!これを見よ!」
JK「なんなのもう...」
ちょっと暑苦しい私に嫌そうな顔をしながらスマホを見たジョングクのその顔はこの画面に写っているパンケーキを見たその瞬間、きらりと輝いた。
伝わったかね、ジョングクよ。
そう、私はホットケーキミックスを使ったパンケーキを食べたいんじゃなくてこれを食べたいんだ!
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紅蘭(プロフ) - かのんさん» 一番だなんて恐れ多いですが、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2021年6月9日 23時) (レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 紅一点で一番好きなお話です!これからも楽しみにしております(評価つけ終わってるのに毎回押しがち) (2021年6月8日 18時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅蘭 | 作成日時:2021年6月2日 12時