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JK「あーあ、もう...」



目の前には穏やかな寝息を立てるA。

AはVLIVEが終わったあと、俺が片付けをしている間に寝てしまった。



まあ、別にいいけどさ。

このVLIVEはAを寝かせるためにやったようなもんだし?



でもジニヒョンも、ジミニヒョンもわざと俺たちのVLIVEに来たんだろうな。

それこそ、VLIVEには出なかったけどユンギヒョンだって。



みんな、Aが飛行機に乗った後は睡眠不足になることを知ってる。

3人とも、Aをリラックスさせて眠らせるために来たんだろうな。



とりあえず布団も被らずに寝ているAを起こさないように運んで、きちんとベットの上にうまいことかけ布団を剥ぎながらお姫様抱っこをして寝かせようとした。


そう、そして寝かせた後は俺は自分の部屋に戻ろうとしたんだ、ほんとに。

ほんとのほんとだ。

下心なんてAのお尻触っちゃったラッキーくらいしか持ち合わせてなかった。







でもまあどうやら神様っていうのは本当に存在するらしい。


お姫様抱っこをしてベットに寝かせようとしたその時に少しだけ意識が戻ったA。



「ん...」

JK「え...」



その拍子にAの腕にしっかりとホールドされた俺の首。

どう足掻いてもAの腕は離れないし、こんなことでAを起こすのも忍びない。

せっかく寝たっていうのに。



うーん、これは仕方ない。

ジニヒョンには怒られるかもしれないけど、俺もここで寝るしかないな。



早々に諦めた俺は潔くそこで寝ることにした。

電気は煌々とついてるけど、なんたって俺はどこでも寝れる才能の持ち主だ。

Aと一緒に寝れる幸せに浸って目を瞑った。








まあ、当然のように寝れなかったんだけどね。

いやいやいや。

だって目の前にAがいるんだよ。

俺の目の前ですやすやと無防備に寝てるわけだ。

体の抱き心地いいなぁとかふわふわしてるとかいい匂いするとか、そんなことばっかり考えちゃうよね。


全く。

好きな子と同じベッドで寝られる奴がいたら是非とも会ってみたいよ。




翌朝、このことがバレて眠いまぶたを擦りながらヒョンたちからお説教を食らう羽目になるのは、まあ、何ていうか、予想できたことだ。

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紅蘭(プロフ) - かのんさん» 一番だなんて恐れ多いですが、ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2021年6月9日 23時) (レス) id: 494c8cd1da (このIDを非表示/違反報告)
かのん(プロフ) - 紅一点で一番好きなお話です!これからも楽しみにしております(評価つけ終わってるのに毎回押しがち) (2021年6月8日 18時) (レス) id: 81bb9ddb3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紅蘭 | 作成日時:2021年6月2日 12時

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