海人 高所恐怖症 ページ10
【海人】
俺は高所恐怖症。
ま、知ってる人も多いかもしれないけど。
でも、みんなと一緒なら大丈夫だし、よっぽどヘリコプターとかじゃなきゃある程度は我慢できる。
あくまで、我慢できるってだけだけどね。
今日はスタジオでは無い場所でMV撮影なんだよね。
高いビルで撮影するらしく、たかーいエレベーターに乗ることになる。
エレベーター、正直あんまり得意じゃない…
あんな高さまでいくなんて、考えただけで怖い…
でもまぁ、みんな居るし、大丈夫だよね。
紫「はい、扉開けとくからみんな乗ってー」
ぞろぞろとエレベーターに乗り込むみんな。
紫「海人、乗らねぇの？」
海「乗る…」
廉「海人、大丈夫か？怖いんやろ？」
海「大丈夫…みんないるし。」
なんとかみんな乗り込み、紫耀が閉まるボタンを押す。
エレベーターが動き出し、フワッとする感覚が気持ち悪い。
正直この浮遊感も苦手。
ある程度身体が慣れてきたところ、急に
ガタン…
変な音とともにエレベーターが止まった。
岸くんがすぐに電話マークのボタンを押した。
優「すんませーん、エレベーター止まったんすけど！」
少しずつ早くなる俺の心臓の鼓動…
こんな高いところで止まってるの？
急に落ちたりしたらどうしよう…
怖い…
怖いよ…
【廉】
岸さんの対応力の早さにリーダーらしさを感じて関心してたんやけど、岸さん、それ電話マークのボタンやなくて、閉まるボタンやで？
１個押すとこズレてるやん。
結局おバカさんなんやな。
廉「きっさん、こっちのボタンな」
優「おお！どおりで繋がらねぇと思ったわ！すんませーん！エレベーター止まりました！」
相変わらずな岸さんに苦笑いしてたんやけど、ふと海人が高所恐怖症なことを思い出した。
そういや乗り込む時も怖がってたやんな…
海人を見ると、足がガクガク震えていた。
廉「海人、大丈夫か？」
海「んっ…はぁっ…はぁっ…こわいっ…はぁっ」
過呼吸なりかけてるやん。
廉「大丈夫やから。今きっさん連絡とってくれてるし。」
海「うんっ…はぁっ…はぁっ…」
勇「岸くん、どう？」
優「なんか復旧まで1時間くらいかかるみたい。」
マジか…
海人耐えられるか？
紫「海人、大丈夫だからな。」
すかさず紫耀が海人の背中をさすりに来た。
海人はずっと荒い呼吸を繰り返してる。
海「はぁっはぁっ…うっ…」
紫「誰か、袋ある？？」
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GEN(プロフ) - 奏多さん» いえいえ、こちらこそありがとうございました。またよろしくお願いします。 (9月13日 21時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 岸くんの低血糖ネタありがとうございます！もう最高です！！やっぱりGENさんの体不ネタ大好きです！お忙しい中リクエストお答えありがとうございます！もしまたリクエストを受け付ける機会がありましたら是非またリクエストしたいです！本当にありがとうございました！ (9月13日 21時) (レス) id: 91b56381ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年8月31日 21時
