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【紫耀】
さっき吐いた時がしんどかったから嫌なのかなぁ…
紫「でも、我慢してる方がしんどいでしょ？」
勇「ちが…海人…しんどくなっちゃう…」
高橋くんのこと気にしてるのか。
どこまで優しいんだよコイツ。
海「俺は大丈夫だから…神、吐いちゃいなよ…」
カーテン越しに聞こえる高橋くんの声。
コイツもしんどいのに、神宮寺くんの心配してる。
本当に仲良しなんだな…
紫「ほら、高橋くんも大丈夫って。吐いちゃいな？」
すると、素直に吐き始めた。
勇「げぇぇぇぇ…げぼっ…おぇぇ」
紫「スッキリするまで出しな？」
ある程度戻すと顔色も戻ってきたみたい。
勇「もう大丈夫…」
口をゆすがせたらまたウトウトし始めた。
このまま寝るかな。
紫「高橋くん、ありがとうな。体調大丈夫？」
海「うん…大丈夫…」
大丈夫というものの顔真っ青だけど…
紫「気持ち悪くなっちゃった？」
海「ちょっと…」
紫「容器持ってくるね。」
海「いい、トイレ行く…」
そう言うとフラフラとトイレに歩いていった。
大丈夫か？
心配でついていくと、保健室を出た廊下で座り込んでしまった高橋くん。
ほら、大丈夫じゃないじゃん。
海「おぇぇぇぇ…」
あー、吐いちゃった。
紫「しんどいね。大丈夫だから出しちゃいな？」
海「ごめんなさっ…げぇぇぇ…」
ある程度吐いたところでくたっともたれかかってきた。
口をゆすがせて、ベッドに連れていくと直ぐに寝ちゃった。
あれだけの高熱で吐いたらしんどいよな。
とりあえず廊下を片付ける。
放課後になり、2人を送って行こうとしたとき、永瀬が様子を見に来た。
廉「2人、どう？」
紫「今寝てるよ。今から家に送って行くとこだよ。」
廉「そっか。顔だけ見てっていい？」
紫「おう。」
そっと2人の寝顔を覗いて、小さい声で「またな」と言って帰って行った。
2人を起こして車に乗せる。
神宮寺くんをまず送って、家に入ったことを確認してから高橋くんを送った。
お姉ちゃんが帰ってきてたようだったからお姉ちゃんに引き渡して学校に戻った。
岸先生に今日のことを報告した。
……
かなりしんどそうにしてた2人だったけど、2日後には登校してきて、いつもみたいに賑やかに保健室に遊びにきた。
元気になってよかったよ。
【終】
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GEN(プロフ) - 奏多さん» いえいえ、こちらこそありがとうございました。またよろしくお願いします。 (9月13日 21時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 岸くんの低血糖ネタありがとうございます！もう最高です！！やっぱりGENさんの体不ネタ大好きです！お忙しい中リクエストお答えありがとうございます！もしまたリクエストを受け付ける機会がありましたら是非またリクエストしたいです！本当にありがとうございました！ (9月13日 21時) (レス) id: 91b56381ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年8月31日 21時
