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【勇太】
紫耀は立ち尽くしてるし、海人は泣きそうだし、廉もあたふたしてるし…
俺がしっかりしなくちゃ。
救急車にはダンスの先生が乗ってくれて、俺らは俺の運転であとからついて行った。
海「ねぇ…岸くん…大丈夫だよね…？」
廉「大丈夫に決まってるやろ！はぁっ…はぁっ…変なこと言うなや！」
紫「……」
勇「みんな、１回落ち着こう。岸くんなら大丈夫だから。」
海「うん…ぐすっ…」
廉「なんで泣いてんねん！はぁっはぁっ…」
勇「大丈夫大丈夫。廉も興奮しないの。」
紫耀はずっと俯いて固まってる…
俺は岸くんのことも心配だけど、紫耀のことも心配だよ…
少しして病院に着くと、処置室の前の椅子にダンスの先生が座ってた。
勇「岸くんは？」
先「今処置中。」
勇「そっか…」
海人は大きな目を真っ赤にしながら涙を堪えてて、廉は荒い呼吸しながら必死に自分を落ち着かせようとウロウロしてる。
紫耀は眉間に皺を寄せて座ってる。
しばらくすると、処置室からお医者さんが出てきた。
勇「あの、岸くんは！？」
医「おそらく低血糖でしょう。空腹の状態で激しい運動をしたのが原因でしょう。今点滴してるからもう大丈夫ですよ。」
へ？低血糖…？
勇「じゃ…じゃあ…」
医「点滴が終わりましたら帰っていただいて結構ですよ。」
それを聞いてみんな力が抜けてその場にヘナヘナと座り込んだ。
処置室に入ると、点滴に繋がれた岸くん。
優「ん…ん〜…あれ…？」
勇「目が覚めた？」
優「おれ…？」
紫「岸くん、低血糖で倒れたんだよ！！」
やっと紫耀の声聞いた。
優「低血糖…？」
廉「朝ご飯食うてきたん？」
優「いや…寝坊したから…」
廉「それやったら休憩の時になんか食えよ！」
紫「それに全然休憩してなかったじゃん！」
海「岸くん、心配したんだから！バカバカバカ！！！」
優「…わりぃ…」
海「岸くんのバーーーーーカ！」
廉「ほんまやわ！バーカ！！アホーー！！！」
紫「バーーカ！」
優「そ…そんな…」
勇「みんなすごい心配してたんだよ？もう無理しないでよ？」
優「ほんと、悪かった。」
廉「ほな、お詫びにこの後焼肉ご馳走してや？」
海「そうだそうだ！デザートも付けてね！」
紫「俺は最高級の牛肉食べよう！」
勇「俺も俺も！！」
優「お、おい！勝手に決めんなよ！」
廉「は？お詫び必要やんな？」
海「俺たちすっごい心配したんだから！」
優「わーったよ！！！」
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GEN(プロフ) - 奏多さん» いえいえ、こちらこそありがとうございました。またよろしくお願いします。 (9月13日 21時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
奏多(プロフ) - 岸くんの低血糖ネタありがとうございます！もう最高です！！やっぱりGENさんの体不ネタ大好きです！お忙しい中リクエストお答えありがとうございます！もしまたリクエストを受け付ける機会がありましたら是非またリクエストしたいです！本当にありがとうございました！ (9月13日 21時) (レス) id: 91b56381ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年8月31日 21時
