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【優太】
紫耀にお礼を言われるなんて思ってもなかった。
紫耀の言葉の力ってすげぇなぁ…
お腹トントンしてくれてるのも心地いいし…
紫耀のにおいも落ち着く…
……
気付いたら寝てたみたいで、起きたら朝の10時。
久々にこんなに寝たかも…
紫「あ、岸くん起きた？よく寝てたね。」
優「紫耀のおかげで久々に眠れた…」
紫「俺は何にもしてないよ。俺も岸くんと寝たから質のいい睡眠ができたよ！」
ケラケラ笑いながら話してくれる紫耀。
今まで白黒に見えてた世界に、少しだけ色が戻ってきてる感覚…
…そういえば、お腹空いたかも。
紫「そうだ、お粥作ったけど食べる？無理しなくて大丈夫だけど。」
優「食べる…食べたい。」
紫「うん、準備してくるから座って待ってて。」
リビングの椅子に座ると、テーブルに温めたお粥を持ってきてくれた。
紫「食べられるだけでいいよ。」
今日は食べられる気がする。
優「いただきます…モグモグ…」
お粥の優しい味…
久々に味を感じた気がする…
優「モグモグ…ごくん…モグモグ…ごくん」
気が付いたら半分くらい食べてた。
紫「すごい食べれたね。無理してない？？」
優「ううん、美味しい。モグモグ…ごくん」
紫「その辺でやめておいたら？無理しない方がいいよ。」
優「いや…食いたい…」
ただ、何日もほとんど食べてない俺の身体には刺激が強かったのか、急に吐き気が襲ってきた。
優「オェェ…」
結局吐いちゃった…
優「ゲホッ…ごめん…」
紫「いきなり食べたから胃がびっくりしちゃったかな。」
優「ごめん、でも美味しかった。」
紫「食欲出てきたってことかな。よかった。」
吐いちゃったけど、ご飯の味がわかっただけでも嬉しかった。
なんだかまた眠たくなってきちゃった…
あんなに沢山寝たのに…
紫「岸くん、眠いでしょ。ちょっと寝ようか。」
優「うん…」
【紫耀】
岸くんを寝室のベッドに寝かせ、眠ったのを確認してからさっき吐いちゃったところを片付けて、洗い物をしたりした。
岸くんは今まで寝れなかったぶんを取り戻すかのようにたくさん寝てる。
俺も岸くんの近くでゆっくり過ごした。
夕方には海人が来るって言ってたな。
ブーブーブーブー
あ、電話…
海人からだ…
紫「もしもし〜？」
海「(紫耀！！廉が目を覚ましたって！)」
紫「え！？ホントに！？」
優「ん〜…どうしたの…？」
紫「廉が目を覚ましたって！」
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岸くん推し - リクエスト書いてくださってありがとうございました！また今度リクエストさせていただきます！ (8月15日 11時) (
レス) @page38 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - GENさん» ありがとうございます！！ (8月8日 23時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» ありがとうございます。はい、またある程度キリがつきそうだったらリクエスト再開しますので、その時はよろしくお願いします。 (8月8日 23時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - コメントichiban失礼します！移行おめでとうございます！また余裕できたらリクエストさせて貰ってもいいですかね？？😊 (8月8日 23時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年8月8日 11時
