･ ページ35
【優太】
せっかく紫耀が作ってくれたお粥。
昨日神が作ってくれたのもほとんど食べられなかったし、昼に作ってくれたのも、一口しか食べられなかったから、今度こそって思って頑張ったんだけど、結局吐きそうになって紫耀にとめられた…
廉が頑張ってるのに、俺がこんなんじゃダメなのに…
紫「岸くん、このジュース飲んでみない？」
パックに入った小さな飲みものを渡された。
…チョコ味？？
紫「あ、他の味もあるよ？イチゴ味とか、バナナ味とか…あ、バニラ味もあるし…」
なんかたくさんあるんだな…
紫「これで、ご飯で摂りきれなかった栄養を補給できるみたいだよ。」
そっか、俺全然食えてなかったもんな…
わざわざ買ってきてくれたんだ…。
紫「俺飲んだことないから、どんな味かわからないんだけど…どう？」
優「飲んでみる…」
ストローをさして、少し飲んでみると甘くて、よく冷やしてくれてたから、すごく飲みやすかった。
1本ちゃんと飲みきることができた。
紫「良かった。飲めたね。」
紫耀が少し安心した顔をした。
あぁ、俺心配かけてるんだな…
【紫耀】
渡したジュースもちゃんと飲んでくれたし、なんとか吐かずに今のところ居てくれてるから少し安心した。
紫「岸くん、気持ち悪くない？」
優「大丈夫…」
紫「ちょっと横になって休んでようか。」
優「うん…。ソファーでいい？」
寝室行くの、寂しいのかな。
まぁソファーの方が俺も様子見やすいからちょうどいいしね。
紫「うん、ソファーで横になってな。」
片付けをしながら岸くんの様子を見ている。
相変わらずボーッと天井見てる。
昨日もあんまり眠れなかったみたいだし、今日は寝れるかなぁ？
片付けを終わらせて、岸くんとお風呂に入ったり歯を磨いたり、寝る準備を済ませて寝室にきた。
紫「電気消して大丈夫？」
優「うん…」
紫「何かあったら起こしてね？」
優「うん…」
パチッ…
豆電球だけ残して電気を消した。
もちろん俺は岸くんの様子を見るから、まだ寝ないけどね。
ずっと様子を見てるけど、眠れないみたいでゴソゴソずっと動いてる岸くん。
結局1時間くらいそんな感じだったから声をかけて電気をつけることに。
紫「岸くん、眠れないよね…？」
優「ごめん…」
紫「謝ることないんだよ？それだけ心がしんどいってことだから。」
優「…」
紫「テレビでも付けようか。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 111人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
岸くん推し - リクエスト書いてくださってありがとうございました！また今度リクエストさせていただきます！ (8月15日 11時) (
レス) @page38 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - GENさん» ありがとうございます！！ (8月8日 23時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» ありがとうございます。はい、またある程度キリがつきそうだったらリクエスト再開しますので、その時はよろしくお願いします。 (8月8日 23時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - コメントichiban失礼します！移行おめでとうございます！また余裕できたらリクエストさせて貰ってもいいですかね？？😊 (8月8日 23時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年8月8日 11時
