海人 通り魔 ページ10
【海人】
今日のお仕事も、みんなと一緒だったから楽しかったな〜！
メンバーと過ごす時間は本当に最高！
明日もお仕事頑張るぞ！
俺は上機嫌で帰り道を歩いてた。
すると、背後から誰かが走ってきた。
夜にランニングでもしてるのかな。
道をあけてあげなきゃ。
スっと道の隅に移動した。
足音がだんだんと近づいてきている
せっかく避けたのにわざわざこっちに来ることないのに…
そんなことを思っていたら
…グサッ
何かがお腹に刺さった…
恐る恐るお腹に触れてみると、濡れてる…
手には真っ赤な血液がべっとりと付いていた。
海「…っ！はぁっはぁっ…」
そのまま視界は真っ暗になった。
【紫耀】
家に着くと、マネさんから電話がかかってきた。
海人が運ばれた…
さっきまで一緒に居たよな…
誰かに刺されたって、一体どういうこと？
状況を飲み込めないまま、運ばれたという病院に向かった。
……
病院に着くと、岸くんと廉が既に居た。
同じようにマネさんからの連絡で知ったみたいだった。
無言のまま処置室の前の椅子に座っている俺ら。
少しすると神もやってきた。
神もまた、無言のまま椅子に座った。
誰かの腕時計の秒針の音だけが響いている。
岸くんが落ち着きなく席を立ったり座ったりし始めた。
廉は眉間にシワをよせたまま一点を見つめている。
神はときどき深呼吸しながら目を閉じて手を組んでいる。
俺はそんな皆をボーッと眺めながら、どこか現実味のなさを感じていた。
しばらくすると、処置室からストレッチャーに乗せられた海人が出てきた。
いくつもの線と機械につながれて、口には酸素マスク。
紫「海人は！？」
医「一命は取り留めました。ただ、危険な状態には変わりありません。」
廉「海人、起きるよな…！？」
震えている廉の肩を優しくさする神。
ただ呆然と立ち尽くしている岸くん。
病室に寝かされた海人。
機械の音だけが鳴り響く。
海人を囲んでみんなで海人に触れている。
とにかく生きているということを確認しているかのように。
時間だけが過ぎていく。
消灯の時間はとっくに過ぎているし、面会の時間も本来ならとっくに過ぎている。
このままいても仕方ない。
明日も仕事だから…
誰かが言い出さないと。
紫「ねぇ、皆明日も仕事だよね。俺らが倒れちゃ意味無いよね。海人のことは心配だけど、皆１回家に帰ろう？」
優「そうだな。俺らは俺らでちゃんと仕事していこう。」
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GEN(プロフ) - りおさん» 順番に書かせていただきますね。気長にお待ちくださいませ。 (7月29日 16時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
りお - リクエストなんですけど、ホラー映画をキンプリみんなで観てて海ちゃんが怖くて過呼吸になったり、一人でトイレに行けなかったり、失敗してしたりしてまう話が読みたいです。じぐれん多めでお願いします (7月29日 12時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - リクエスト書いてくださって，ありがとうございます！！ (7月29日 8時) (レス) @page48 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - GENさん» ありがとうございます！2つとも楽しみにしています！ (7月28日 9時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» 実はファン歴がめちゃくちゃ短いので、上手く書けるかわかりませんが、頑張ってみます。順番に書かせていただきますので、しばらくお待ちください。 (7月28日 8時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年7月19日 12時
