･ ページ36
【優太】
薬が効いてきてるのか、熱が下がってきてる海人。
うどんを食べさせると、半分くらい食べられた。
薬もゼリーと一緒なら嫌がらず飲めた。
優「お熱ピッピしような？」
海「んぅ…」
…ピピピ
優「お、38.2度。下がってきたな。」
ベッドに寝かすとすぐに寝ちゃった海人。
明日は紫耀が来てくれるからな。
……
【紫耀】
やっとお仕事の区切りがついたから、4日くらい休みになった。
ようやく海人のところ行ってやれる。
朝まぁまぁ早い時間、海人の家に行くとちょうど岸くんが家から出てきて、仕事に行くところだった。
どんな様子だったかだいたい聞いて、状況は把握した。
紫「おはよ。」
廉「紫耀早かったな。きっさんと会わんかった？」
紫「ちょうどさっき会って状況聞いた。」
廉「そっか。ま、そういうことやから。」
とりあえず海人見に行こう。
寝室を覗くと赤い顔で寝てた。
まだ熱はあるんだよな…。
何日も熱が続くのはしんどいよな…
お風呂に入れてないから少しベタついてる海人の頭をなでてやる。
海「んぅ…ゲホッ」
紫「ごめん、起こしちゃったね。」
海「しょお〜…？」
紫「うん、来たよ。」
海「しょおきたぁ…だっこぉ…」
来てそうそう抱っこをせがまれた。
紫「抱っこしような。」
膝に乗せて抱きしめてやると、まだまだ高めの体温が伝わった。
海「ゲホッゲホッ…」
紫「コンコン出てしんどいねぇ。」
背中をさすってやると、またうとうとしはじめた。
紫「寝れるなら寝ちゃいなね。」
背中をトントンしてやると、またすぐに眠ってしまった。
そっとベッドに寝かせて布団を掛けた。
よく見ると手にはタオルが握られてる。
これが岸くんが言ってたお気に入りのタオルってやつか。
俺はうっかり断りなく洗っちゃわないように気をつけよ笑
海人が寝てる間に廉と話しでもしよう。
リビングでここ数日の海人の様子を聞いた。
なかなか大変だったみたい。
覚悟しとかないと。
そんなことを考えていると、寝室から海人の泣き叫ぶ声が聞こえた…
紫「どうした！？」
ベッドの方を見ると、盛大にぶちまけられた嘔吐物…
海「おぇって…ひっく…出ちゃったぁぁぁ…」
紫「気持ち悪くなっちゃったね。ごめんね、気付かなくて。」
海「うぁぁぁぁん…ゲホッ…ごめんなさい…ゲホッゲホッ」
紫「大丈夫大丈夫。もう出ない？」
海「うぁぁぁぁん…ゲホッ…ゲェッ…」
紫「まだ出るね。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 113人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
GEN(プロフ) - りおさん» 順番に書かせていただきますね。気長にお待ちくださいませ。 (7月29日 16時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
りお - リクエストなんですけど、ホラー映画をキンプリみんなで観てて海ちゃんが怖くて過呼吸になったり、一人でトイレに行けなかったり、失敗してしたりしてまう話が読みたいです。じぐれん多めでお願いします (7月29日 12時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - リクエスト書いてくださって，ありがとうございます！！ (7月29日 8時) (レス) @page48 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - GENさん» ありがとうございます！2つとも楽しみにしています！ (7月28日 9時) (レス) id: e3de0db4ac (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» 実はファン歴がめちゃくちゃ短いので、上手く書けるかわかりませんが、頑張ってみます。順番に書かせていただきますので、しばらくお待ちください。 (7月28日 8時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年7月19日 12時
