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【紫耀】
さっきから廉が落ち着きない。
動くと海人が怖がるから止まってるけど、手汗が出るのかずっとズボンで手を拭いてるし、額には汗が滲んでる。
本人は大丈夫って言ってるけど、絶対大丈夫じゃないよね…
かと言って、俺にできることもないし…
気を紛らわしてやるくらいしか出来ない。
紫「岸くん、なんか面白いことやって？」
優「ふりが雑だなっ！」
紫「海人も怖がってるしさ、ね。」
勇「東山さんやって〜」
優「東山でーす」
海「あはは」
海人が笑ってくれた。
岸くんの東山さんで少しは和んだかな。
そんなことを思って廉の方を見たら真っ青な顔でかたまってる…
紫「廉…？」
前をおさえてその場に座り込んでしまった。
【廉】
あかん…
紫耀や岸さんたちが気を紛らわせてくれてるんだけど、全然余裕ない…
我慢しすぎてお腹痛くなってきた…
思わず座り込んでもうた…
廉「ん…っはぁ…」
優「もうすぐだからな、廉」
勇「予定だとあと10分くらいのはずだから…」
廉「…んっ…っはぁ…はぁっ」
お腹痛い…痛い…
しかもこのエレベーターやたらと冷える…
寒い…
くしゃみ出そう…
廉「へっへっ…ヘックション！」
あ…
チビってもうた…
海「廉、寒い？」
紫「俺のTシャツかけときな？俺は暑いから。」
紫耀は着ていたTシャツを脱いで俺に掛けてくれた。
トイレ我慢してるせいか震えも止まらない…
もう…むり…
おさえてる手の間から温かいものが伝わる…
ジョワー…
どんどんと広がっていく黄色いシミ…
廉「うぐっ…んっ…うぅっ…ぐすっ…」
紫「廉、大丈夫だよ。」
廉「んぐっ…ひっ…ひっく…」
【紫耀】
やばそうだな、とは思ってたけど、さすがに限界だったみたいで大きな水たまりを作ってしまった廉。
水たまりの中心でしゃくりあげて泣いてる…
廉「んぐっ…ぐっ…ひっく…ひっく…げほっ」
紫「大丈夫だから。ね。廉は悪くないよ。」
廉「…げほっ…ひっく…ひっく…ゲホゲホ…」
紫「事故だから。ね。」
廉「うん…ひっく…うぐっ…ゲホッ…」
こんなに泣いてる廉初めて見た。
海人たちは少し驚いてたみたいだけど、そっとしておいてくれてる。
…ガタッ
ウイーン…
優「お、動いた。」
エレベーターが動くと、最寄りの階に止まった。
みんなさりげなく壁を作って廉が見えないように配慮してくれて、そのままトイレに連れていった。
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GEN(プロフ) - ことさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただきます。しばらくお待ちください。 (7月19日 10時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
こと - ストレスでトイレが近くなって楽屋で(Wゆうたしかいない)失敗してしまった神くんを岸くんが落ち着くまで慰めるというお話がみたいです！ (7月19日 9時) (レス) id: 12e92e4047 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - GENさん，ありがとうございます！ (7月18日 19時) (レス) id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - りおさん» リクエストありがとうございます。ただいまリクエスト渋滞してるので、少々お時間いただきますが、頑張って書かせていただきます。 (7月17日 22時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
りお - 海ちゃんがロケで誰かが戻してるのを見て気持ち悪くなってしまったりするのがみたいです！紫耀くんが腰痛でみんなにサポートしてもらうのもお願いします！れんれが腹痛を我慢してしているお話をお願いします！頑張ってください (7月17日 22時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2023年7月10日 22時
