･ ページ16
【海人】
神とテレビ局まで歩いてる時、酔っ払いのおじさんが吐いてるのを見て、急に怖くなっちゃったんだ。
昨日までの苦しいのを思い出しちゃったのと、もしまた吐いちゃったらって思ったら不安になって、すごくドキドキした。
その場には居られないと思って急いで離れたけど…怖かった。
でも、楽屋に着いてみんなの顔みてたら元気になってきた。
やっぱり皆といると安心するな。
わちゃわちゃしてたら収録の時間になった。
昨日撮れなかった続きから。
みんなとおしゃべりしながらスタジオに向かってたんだけど…
昨日ここで吐いちゃったんだったな…
また気持ち悪くなったらどうしよう…
もしまた吐いちゃったら…
急に不安が襲ってきて、足が震えてきた。
心臓もバクバクしてて、頭がどうにかなりそう…
海｢…はぁっ…はぁっ…はぁっ…｣
【勇太】
スタジオに向かって歩いてると、急に海人が立ち止まった。
どうしたんだろうと思って振り向くと、ガタガタ震えながら荒い呼吸をしてた。
勇｢海人、どうした？気分悪くなっちゃった？｣
海｢はぁっはぁっはぁっ｣
紫｢どうした？海人、ゆっくり呼吸してごらん？｣
海｢はぁっはぁっ…はぁっ｣
廉｢気持ち悪くなってもうた？｣
海｢はぁっはぁっ…(コクン)はぁっ｣
優｢海人、落ち着け？トイレ行こうな？｣
そのまま海人はしゃがみこんでしまった。
紫｢俺トイレに連れていくわ！｣
紫耀は海人をひょいっと持ち上げ、トイレに走っていった。
俺もあとをついて走っていく。
紫耀が便座の前に座らせると海人はぐたっと便座に伏せてしまった。
紫｢俺、みんなに状況伝えてくるから、神、海人のこと頼んでいい？｣
勇｢あ、うん。｣
俺は海人の背中をさすりながら声をかけた。
勇｢海人、もう吐いて大丈夫だよ。気持ち悪いね。｣
海｢…っ…｣
しんどそうなのになかなか吐こうとしない。
勇｢気にせず吐きな？出しちゃったほうが楽になるよ？｣
海｢…んっ…｣
なかなか吐こうとしないから背中を軽くたたいた。
海｢…っ…うぇっ…｣
嘔吐くのに吐けないでいる。
吐けない…というより、吐かない感じがする。
もしかして、吐くの怖くなっちゃった？
勇｢もしかして…吐くの怖い？｣
海｢…(コクコク)…っん…うぇっ…｣
吐いちゃった方が楽になる気がするけど、こういうときって無理やり吐かせていいものなのかな…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 143人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
GEN(プロフ) - ことさん» リクエストありがとうございます。順番に書かせていただきます。しばらくお待ちください。 (7月19日 10時) (
レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
こと - ストレスでトイレが近くなって楽屋で(Wゆうたしかいない)失敗してしまった神くんを岸くんが落ち着くまで慰めるというお話がみたいです！ (7月19日 9時) (レス) id: 12e92e4047 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - GENさん，ありがとうございます！ (7月18日 19時) (レス) id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - りおさん» リクエストありがとうございます。ただいまリクエスト渋滞してるので、少々お時間いただきますが、頑張って書かせていただきます。 (7月17日 22時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
りお - 海ちゃんがロケで誰かが戻してるのを見て気持ち悪くなってしまったりするのがみたいです！紫耀くんが腰痛でみんなにサポートしてもらうのもお願いします！れんれが腹痛を我慢してしているお話をお願いします！頑張ってください (7月17日 22時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年7月10日 22時
