･ ページ41
【勇太】
廉を飯に誘った。
でも返ってきた返事は
廉「ごめん、俺もう少し練習してくわ」
って。
もう十分に練習してたよ。
廉なら大丈夫だって。
そう思ったけど、あまりに必死な顔で練習を再開させてたから、何も言えず、1人で帰ることに。
他のメンバーもぞろぞろと帰っていく。
【廉】
あかん…全然思うように踊られへん。
いつも同じところでミスするし、なんで俺はこんなに踊られへんの？
振り付けもまだ不安なところがあって、こんなんじゃ明日の本番ちゃんとしたパフォーマンスできへんやん。
とにかく必死に1人残って練習した。
……
しばらく1人で練習してると、警備の人が施錠確認にやってきた。
時計に目をやるともう夜中の1時を回っていた。
仕方なく家に帰ることにした。
……
家に着いたらシャワーを浴びて歯を磨いて…
早く寝ないと明日起きられへんし、とりあえずベッドに入った。
目を瞑ってみるものの、ダンスの不安が大きくてなかなか眠れない。
明日失敗したらどうしよう…
起きたら振り付け忘れてたらどうしよう…
そんなことばかり考えてたら、ほとんど眠れないまま朝になってもうた。
起きて出発の準備を終えてから、振りの確認しながら軽く踊ってみた。
思ったより覚えとった。
でも本番この通りやれるとは限らへん…
うぅ…緊張する
緊張し過ぎてなのか、少しお腹が痛くなってきた…
廉「…ぃてて…」
もうすぐマネさん迎えに来るけど、急いでトイレに行った。
廉「おはようございます。お願いします。」
マ「おはよ…って顔色悪いけど大丈夫？疲れてる？」
廉「いやぁ、今日の生放送のこと考えてたら緊張で眠れへんくて…」
マ「じゃあ、移動中少しでも寝てたら？」
廉「おん、そうさしてもらうわ。」
こんな顔色で生放送なんて出られへんし、少しでも眠ろうと目を瞑ったんやけど、緊張しすぎて全然眠れへん。
廉「はぁ…」
マ「着いたけど…大丈夫？」
廉「平気っす。ありがとうござました。」
車から降りて楽屋に向かって歩いた。
歩いている途中、廊下に貼ってある生放送のポスターを目にするとだんだんともうすぐ生放送だという実感が湧いてきて、緊張が強くなってきた。
うぅ…お腹痛い…
とりあえずトイレ…
トイレを済まして楽屋に入るともう皆揃ってた。
廉「おはよ…」
紫「あ、廉おはよう！」
海「あ〜廉きた〜！」
勇「おはよう」
優「おっす」
とりあえず荷物を置いて、ソファーに腰かける。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 196人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りお - リクエストで、れんかいで新しい曲を3人が脱退する前にしていたけど、海ちゃんが悲しくなってレコーディング中に泣き出しちゃったりするのが見たいです…、出来たらで大丈夫です！ (7月2日 23時) (
レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - かいさん» 順番に書かせていただきます。気長にお待ちください。 (6月26日 6時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
かい - 海ちゃんで切迫性尿失禁が読みたいです！頑張ってください…！ (6月26日 6時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - りおさん» ただいまリクエストが渋滞しておりまして、書けるのがだいぶ先になってしまうかもしれませんが、順番に書かさせてもらいますので、気長にお待ちください。 (6月25日 22時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
りお - いつも楽しく読ませてもらってます！海ちゃんで場面緘黙症お願いしたいです、しょうれん多めがいいです (6月25日 22時) (レス) id: 4cc9f76583 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：GEN | 作成日時：2023年6月16日 22時
