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【倖生】
心護さんが入ってくると、慌てて俺の背中を摩ってくれた。
心「気持ち悪くなっちゃった？…大丈夫だからね。」
心護さんの手はどこかあたたかく、遠い記憶の中の父さんを思い出した。
倖「ウェッ…ゲホッゲホッ！…ぐすっ…」
泣くつもりなんてなかったのに、勝手に涙が溢れてくる。
心「大丈夫大丈夫。ゆっくりね。」
ガチャ
あ「薬持ってきました…え！こ、倖生さん大丈夫ですか！？」
心「ちょっと気分が悪くなっちゃったみたい」
倖「ごめ…大丈夫だよっ…ゲホゲホッ」
あ「倖生さん…泣いています…」
倖「大丈夫…平気平気…」
あ「苦しいのですか？悲しいのですか？」
倖「ううん、大丈夫…」
ありすに心配かけちゃった…
申し訳ないな…
心「気持ち悪いの落ち着いたかな？」
倖「はい…ありがとうございました…」
心「じゃあちょっと片付けちゃうから、倖生くんはゆっくり休んでて？」
倖「え、そんなの俺が片付けますよ…！」
心「いいから。ほら、寝てて？」
心護さんはそう言うと何故か頭を軽く撫でて部屋を出ていった。
やっぱり父さんに似てる…
あ「倖生さん、お薬は飲めますか？」
倖「あ、うん…ありがとう。」
薬を飲むとまた眠気が襲ってきた。
あ「それでは、ゆっくり休んでいてください。」
倖「ありがとう…」
俺はそのまま目を閉じ、ゆっくりと眠りにおちていった。
……
次の日、朝目が覚めると身体はだいぶ楽になっていた。
熱を測ってみると、微熱程度まで下がってた。
トイレに行こうと部屋を出ると心護さんとばったり会った。
心「あ、倖生くん、具合どう？」
倖「おかげさまで。熱も微熱まで下がりました。」
心「そっか、良かった。今日もゆっくり休んでいなね？」
倖「ありがとうございます。」
あ「あ！倖生さん。おはようございます。」
倖「ありす、おはよう。」
あ「体調はいかがですか？」
倖「おかげさまで、だいぶいいよ。」
あ「それは良かったです！朝ごはんにうどんを作ったので後ほどお持ちします！」
倖「ありがとう。」
皆の温かさに包まれて、風邪はしんどかったけど、心はなんとなくあたたかくて、不思議に気分になった。
こんな気持ち、久しぶりだった。
…ありがとう。
明日には元気になってまたお店のお仕事頑張るね。
【終】
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ミルクん(プロフ) - GENさん» 全然大丈夫です！こっちこそすみません😭😭しっかり書いとけば良かったですね､､つぎから気をつけます！大丈夫です^^よろしくお願いします！楽しみにしています！ (4月6日 23時) (
レス) id: 8f29ed924f (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - ミルクんさん» すみません、廉くんの話だと勘違いしていました💦今書いてるのが終わったら改めて海ちゃんバージョンで書かせていただく感じでもよろしいでしょうか？💦 (4月6日 16時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクん(プロフ) - すみません!今書いている話って私がリクした話ですか?順番的にそーかなと思って､､もしそうだったら廉くんの話リクエストしてないなって思いまして､💦海ちゃんってしっかり書かなくてすみません💦そもそもリクエスト話じゃなかったらすみません💦 (4月6日 0時) (レス) id: 8f29ed924f (このIDを非表示/違反報告)
GEN(プロフ) - むぎさん» またお待ちしてますね(^^) (3月23日 16時) (レス) id: 92ef1d86d3 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ - すみません。リクエスト停止中に気づかず送信してしまいました。再開した際にまたリクエストさせて頂きます。 (3月23日 10時) (レス) id: c73c1595f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：GEN | 作成日時：2024年2月22日 22時
