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紫耀サイド
紫「夕飯まで時間あるし、大浴場の温泉いこうか！」
廉「わぁーい！温泉！！行く！！」
海「おんせんおんせん！」
海人は温泉初めてだから、温泉自体わかってるのか不明だけど。
あ、廉も温泉は初めてかも。
大浴場に入ると、内湯が3つ、露天風呂が2つあった。
広いお風呂に廉はテンションがかなり上がってる。
海人は初めての場所でキョロキョロしてる。
身体を洗って1番広い内湯に入る。
廉「お兄ちゃん！お湯がぬるぬるしてるで！すご！！」
紫「温泉の成分だよ。お肌がツルツルになるよ。」
廉「ほんまや！もうツルツルになったで！！」
んなすぐなるか笑
海人は泳いだり潜ったりせず、大人しく肩までお湯につかっている。
ちゃんと教えたわけでもないのに、えらいなぁ。
単純に緊張して固まってるだけかもしれないけど。
ある程度温まったら露天風呂にも行ってみた。
天気もいいし、景色もいい。
熱めのお湯に冷たい外気が気持ちいい。
廉「ここならずっと入ってられるわ〜」
紫「本当だね〜」
海人も少し慣れてきたみたいでお湯でピチャピチャ遊んでる。
露天風呂には他にお客さんも居なかったし、迷惑になるほどじゃなかったから注意はしなかった。
しっかり温まってから大浴場を出た。
途中の自販機でジュースを買って飲んで、部屋に戻った。
お風呂で温まったから、みんな畳に寝っ転がってたら気付いたら寝てた。
目が覚めた頃には夕飯の時間が近付いていた。
紫「もうすぐご飯だよ」
廉「ふぁ〜…寝てた〜」
海「ふぁ〜…」
3人で食事会場に向かった。
指定された席に座ると、豪華な懐石料理。
海人には豪華なお子さまセット。
廉「すっごー！！」
紫「美味そうだな！」
海人はまだ眠いのかボーッとしてる。
いただきますをして早速いただく。
廉「お兄ちゃん！これ、めっちゃ美味しいで！」
紫「本当だね！これも美味しいよ！」
廉「ほんまや〜！初めて食べた！」
滅多に食べることの無い豪華な夕食にはしゃぐ俺ら。
そういえば海人、食べてなくないか？
見ると箸を持ったままボーッとしてる。
はじめはまだ眠いだけだと思ってたけど、なんか嫌な予感する…
紫「海人…？」
おでこを触るとじんわりと熱が伝わってくる。
紫「あちゃー…」
廉「海人、お熱なん？」
紫「ちょっとお熱あるみたい。」
いつから体調悪かったんだろ。
やたらよく寝てたのは熱出る前兆だったのか？
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作者名：GEN | 作成日時：2023年12月30日 23時
